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日本アドバタイザーズ協会、来年5月に「Global Marketers Week」開催

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日本アドバタイザーズ協会は4月18日、東京・銀座にて、報道関係者を対象にした2017年度の事業説明会を開催した。

説明会の冒頭で挨拶に立った伊藤雅俊理事長(味の素 代表取締役 取締役会長)は3つの新規事業について説明。1つがデジタルメディアへの取り組みで、今年3月には小出誠氏(資生堂ジャパン コミュニケーション統括部長)を委員長に、デジタルメディア委員会を立ち上げて活動を続けてきた。

伊藤理事長は「デジタル広告の伸長により、広告業界の構造変革が起きている。今後、ますます重要になるデジタルメディアがより良い成長を遂げ、また広告主がデジタルメディアを正しく理解し、生活者との適切な関係を築いていくため、広告取引や広告効果測定の問題に取り組んでいく。また新しい分野なので、労働環境の問題にも取り組みたい」と話した。

2つ目が、広告業界の働き方改善に関する取り組みで、「これからの時代にふさわしい合理的で生産的な働き方へと改善をすべく、広告関連協会・団体と話し合いの場を持ってきた」(伊藤理事長)と説明。日本アドバタイザーズ協会では昨年、12月には名久井貴信氏(味の素 広告部兼グローバルコミュニケーション部 クリエーティブ統括部長)をリーダーに「働き方改善プロジェクト」を立ち上げている。同プロジェクトでは、広告会社・制作会社と広告主が理解を深めるため、共に意見や課題を共有する機会を設けるなど、今後も取り組みを推進していきたい考え。

3つ目が「WFA(世界広告主連盟)Global Marketers Week」の東京での開催についてで、2018年5月22日~25日に東京・六本木で開催される予定。本イベントは、2017年に日本アドバタイザーズ協会が60周年を迎えた記念事業の一環として企画されている。