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原宿に「未病カフェ」 神奈川県と地元企業・ブルックスが連携

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コーヒーなどの通信販売を行うブルックス(横浜市)は7月7日に都内で記者発表を行い、同社が運営する原宿のカフェ「BROOKS green cafe」を同日から「BROOK’S ME-BYO cafe(ブルックス 未病カフェ)」にリニューアルすると発表した。

「未病バレー ビオトピアは2021年以降にフルオープンを目指している」と説明するブルックスホールディングス 代表取締役社長の小川裕子氏

同社は神奈川県や同県大井町と連携し、「未病」関連産業の拠点となる大型施設「me-byo valley“BIOTOPIA”(未病バレー ビオトピア)」を2018年から順次展開する予定。未病カフェではこの施設での取り組みや神奈川県 県西地域の魅力をPRするのが狙い。

未病とは、まだ病気ではないが体調が悪く病気に向かいつつある状態のこと。背景には、超高齢化社会の現代において健康寿命を延ばすことの重要性が高まっていることがある。

神奈川県は、小田原市や箱根町、大井町などの2市8町の県西地域を「未病の戦略的エリア」とし、温泉や地域食材の薬膳料理による未病の改善を通じて地域の魅力を発信するプロジェクトを推進している。

その一環として、横浜市に本社を置くブルックスと大井町の共同提案のもと施設が作られることとなった。

神奈川県 県西地域県政総合センターの星崎雅司所長は「ビオトピアはB to Cの施設にとどまらず、医療機関や未病に関するベンチャー企業が集まって新しい事業が起こるような場所になってほしい」と話した。