制作したのは「クノール® ふんわりたまごスープ」のアレンジレシピ動画で、広告配信後の商品認知、好意、購買意欲の指標は全て向上し、商品購買などの実行動にもつながった。
この施策について、味の素食品事業本部 家庭用事業部 加工食品グループの松永 太輔氏、髙瀬 瞳氏と施策の企画・実行を支援したサイバーエージェント メディア事業広告部門 局長の水口舞衣氏に聞いた。
—今回、動画広告、レシピ動画を活用した背景にあるマーケティング戦略とは何でしょう。
松永:
「クノール® ふんわりたまごスープ」はこれまで、シニア層の方たちが昼食に召し上がっていただくという使用シーンの多い商品でしたが、お湯を入れるだけで、具沢山なスープを手軽に楽しめる商品特性は、もっと広い世代、例えば忙しい20~30代の有職主婦の方などにも受け入れていただけるのではないか、との考えで、動画を活用したプロモーションに挑戦することにしました。
高瀬:
「ふんわりたまごスープ」でアレンジメニューのレシピ動画を制作・配信するのは今回が初めてでしたが、お湯をかけるとたまごがふわっと広がり、とてもシズル感のある絵になりました。制作してから動画と非常に相性の良い商品だったと気づきました。
松永:
今回、制作したのは「たたききゅうりのスープかけごはん ガーリック風味」のレシピ動画。主婦の方たちは、あまりに手抜きすることに罪悪感を抱かれる方も少なくありません。「ふんわりたまごスープ」をひとつの食材として使った、新メニュー提案をしたのは、手軽でありながら見栄えもよく、栄養のあるものを家族に食べさせたいという今回の動画のターゲット世代の女性たちのインサイトを考えてのことです。
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メディア事業 広告部門
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URL. https://ameba-ad-pr.amebaownd.com/
—今回はクリエイティブ面だけでなく、配信についても工夫があるそうですね。
水口:
メディアの先にいるユーザーのモチベーションを強く意識しています。まず、動画の配信先として、当社の「Ameba」の中でも毎日の献立に役立つような料理ブログが集まる公式ジャンルの一つである「毎日のレシピ」を選定。「毎日のレシピ」には、1日に2000件以上の投稿があるなど、「Ameba」の中でも人気のコンテンツです。このジャンル内で人気10位内にランクインしているブロガーの方たちは、自身のレシピの書籍化の実績があったり、マスメディアに露出したりと、質が高いことが特徴で、このあたりもユーザーの方々に支持されている理由だと思います。


