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売上対比20%増!少人数で最大のパフォーマンスを可能にする秘訣とは?

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Webビジネスの台頭で、様々なWebコンテンツが求められる時代。そんな中、制作現場のディレクターを頼もしくバックアップしてくれるのが、クリエイターズマッチが提供する制作管理ツールAdFlowだ。大量のクリエイティブ制作を入念なメソッドのもとで一元管理し、グループウエアとして「見える化」することで、より付加価値の高い仕事効率化を実現できる。少数精鋭で日々大量のクリエイティブをスピード感を持ってこなしていくことが求められているアパレル企業ウィゴー(WEGO)のwebディレクター 檀野真里氏とクリエイターズマッチの営業部マネージャー 瀧島信行氏に話を伺った。

AdFlowとは、マーケティングに欠かせないコンテンツやクリエイティブなどの制作進行管理ツール。制作情報の一元化と制作フローの見える化により、ディレクション業務を大幅に効率化し、制作現場の「働き方改革」推進をサポートする。

(左)ウィゴー PUNYUS webディレクター 檀野真里氏、(右)クリエイターズマッチ 営業部マネージャー 瀧島信行氏

大量のクリエイティブをこなす上で制作段階の履歴やスピード感が課題に

―アパレル市場の動向はどのようになってきているのでしょうか?

檀野:ここ数年アパレル市場で感じることは、EC市場が拡大し、よりお客さまとの距離が近い存在であるということです。

SNSとの連動でEC化率も上昇傾向にありますし、YouTubeを見ても同時に検索し、ブランド認知と同時に購入でき、セールの通知が通勤時、食事中でも構わず来ますし、アパレル市場というより通販がお客さまとより近しい存在であると考えています。デザインや決済方法、CRMなども含めて弊社ではブランド全体を盛り上げるために通販サイトが担う役割は大きいかと考え、Webサイトを強化するのが当たり前になっているという風潮です。

―そのような風潮の中、WEGOのクリエイティブの特徴は何ですか?

檀野:WEGOが提案する「PUNYUS(ぷにゅず)」は、渡辺直美氏のプロデュースブランドで、女の子の感性をファッションで表現しています。サイズもフリーから6Lまでと、サイズレス、ジェンダーレスですので、年齢性別問わず幅広いお客さまから会員登録があるのが特徴です。

日々クリエイティブな業務に取り組みながら試行錯誤するのは、お客さまの気持ちにどこまで近いものを提案できているかということです。渡辺氏はInstagramのフォロワー数が850万人を超えるなど、非常に発信力を持った方ですので、企画の打ち出し方などはPUNYUSのブランドカラーを尊重するように制作を心かけております。

WEGOが提案する、渡辺直美氏プロデュースブランド「PUNYUS」。

―「PUNYUS」ではどのような課題をお待ちだったのでしょうか?

檀野:情報や制作物の共有、管理が課題でした。

今までは、社内の情報共有はSkypeで行い、個別でのクリエイティブ内容はLINE、Eメールで送信されるなど、情報がひとつになっておらず、最終の入稿制作物がどこかわからないという、いつも誰かが探し物をしているような状況になっていました。Webコンテンツのクリエイティブは、社内ネットワークの中に入れて管理をしていましたが、フォルダ内にあるクリエイティブが最終版に更新されているのか、されていないのか、メンバーを呼んで聞くのも面倒でした。

またWebサイトでは、朝に昨晩の売上を見て夕方には制作を変更することもあるので、そのような場合に対応していくスピード感も課題のひとつでした。それらの課題を解決するために、2015年1月にAdFlowを導入しました。

―AdFlowを活用し始めて、どのように変わりましたか?

檀野:社内のフォルダにはデザイナーが制作した数十パターンの案を全て入れることができませんでしたが、AdFlowを活用し、デザイナーに制作パターンの数が多くても気にせずアップしてもらうようになったことで、制作した全ての案を確認できるようになりました。その中で、ABテストなどに使ったり、次のクリエイティブに活かしたりしています。

制作管理面もスピードの面も変わりましたね。企画会議でAdFlowを開いて、制作の素材として必要な要素を一つひとつ確認しながら案件立案ができるので、仕事が早く、抜けのない成果物をつくれるようになりました。

ここ2、3年は自社でアプリ更新をしたり、LINEやSNSの更新メニューが増えたり、制作物が一気に増加していますので、AdFlowがなかったら回っていかなかったと実感します。通販ECサイトのメルマガの開封率は10%いけば上々といわれていますが、「PUNYUS」では40%~50%達成することもあります。ブランド全体でECが占める割合が高くなっております。

―WEGOでは、AdFlowをどのように利用しているのでしょうか?

檀野:弊社のEコマースに関わる人は全員AdFlowのアカウントを持っています。現在は、社員だけではなく外部のコーディングに携わる人にもアカウントを発行しており、おかげさまでAdFlowを活用する前が想像できないくらいに有効活用させていただいています。

次ページ 「時間や場所問わずに共有でき、入稿もスムーズに」へ続く