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グリコの「地元ポッキー」新作は甘酒味 東京都内の酒造とコラボ

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江崎グリコは1月30日に都内で記者発表を開き、「地元とつくる、地元ポッキー」の新商品として、東京都内の酒造会社の甘酒を使った「ポッキー東京あまざけ」を2月5日から発売すると発表した。地域限定ポッキーシリーズの第8弾商品となる。東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の駅や空港、高速道路サービスエリアなどのほか、全国の国際線発着空港の土産店でも販売される。

(左から)江崎グリコ マーケティング本部 チョコレートマーケティング部長の小林正典氏、若松 東京港醸造 代表取締役の齊藤俊一氏。

甘酒は1812年に創業した、東京23区内唯一の酒造である「東京港醸造」が提供。明治時代に一度廃業したが、2011年に港区で復活した。甘酒は栄養価が高く近年注目が集まっていることや、甘い味がチョコレートと相性が良いことから今回のコラボに至った。

1箱15本入り(個包装)。希望小売価格は800円前後。

地域限定ポッキーのシリーズ「地元とつくる、地元ポッキー」は2016年にスタート。地域の素材や人の魅力を伝えることを目的としており、これまで北海道限定の「夕張メロン」や信州地区限定の「信州巨峰」なども販売してきた。特設サイトの英訳版を通じて海外にも情報を発信していることから、2017年9月に政府が日本文化の魅力を発信する「beyond2020 プログラム」として認定されている。

記者発表に登壇した江崎グリコ マーケティング本部 チョコレートマーケティング部長の小林正典氏は、「ポッキーが地域の魅力を伝えるひとつのメディアとしての役割を担う存在になれば」と話した。