G20を前に鈴木福くんとSDGsを考える「SDGs未来会議」、3つの見どころを紹介

2030年までに持続可能な社会を実現するために達成すべき世界目標「SDGs」。
そのSDGsを知り、取り組むきっかけをつくる「SDGs未来会議」が6月13日から3日間、グランフロント大阪(大阪市)で開催される。スペシャルサポーターにはタレントの鈴木福くんが就任し、イベントを盛り上げる。

2015年9月の国連サミットで、全加盟国193カ国の賛同・総意を得て採択されたSDGs*(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックは初めての「SDGs五輪」と言われているほか、2025年の大阪万博はSDGsがテーマになっている。ただ、2019年に宣伝会議が実施した調査によると、その認知度は社会人で14.7%とまだまだ低い。

そこで、未来会議実行員会(宣伝会議、一般社団法人大阪青年会議所)は、6月28・29日に大阪で開かれるG20サミットを前に、子どもから大人までが世界的な課題に向き合うイベント「SDGs未来会議-未来をつくるソーシャルサミット」を開催する。

初日に行う「SDGsこどもサミット」には、タレントの鈴木福くんが登場。子どもたちとともに社会課題について学び、それを解決するアイデアを出し合う。ここで出たアイデアはG20サミットの会場にも掲出予定だ。

ほかにも、ビジネスパーソン向けのセミナーや子ども向けのイベントが充実。以下に3つの見どころを紹介する。

 

①SDGsって何?

国連広報センターの所長としてSDGsの普及活動を担う根本かおる氏。ビジネスパーソンに向けてSDGsの基礎と、「自分ごと化」するためのヒントを語る。「SDGs」という言葉は知っているけれど、自分には関係ないかも?と思っている人に。

 

SDGsを自分事化して世界を変革する担い手に

登壇者:

国連広報センター所長・根本かおる氏

(6月14日(金) 10:30~11:15)

<詳細>

SDGsは、CSRや広報などの担当部門ではかなり定着してきたと言われています。実際に、この3年半で多くの方がSDGsに関心をもち、取り組みを積極的に進めているケースも見られます。一方で、営業部門や技術部門、多くの中小企業や地方自治体の方にとって、SDGsは遠い存在のように感じられ「自分ごと化」が難しい、とも言われています。

本講演では、「組織の皆にSDGsに関心を持ってもらうにはどうすれば良いだろう?」と考えるSDGs推進担当者や、「SDGsに関心はあるけど遠い存在」と感じている方に向けて、グローバルで話題になっていることへの理解を通して、「自分ごと化」するきっかけやヒントをお話しします。

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