月刊『販促会議』8月号の巻頭特集は、「店頭コラボで競争力アップ」。商品の独自性・希少性を高め、競争力の源に変える強力な手立てのひとつとなるのがコラボレーション手法です。ここでは、誌面には載せきれなかった編集部注目のコラボ商品7つをご紹介します。
成城石井 × 『家庭画報』 =オリジナルワイン「TASTE」
EPA発効に合わせ
高品質で手ごろな価格のワインを
世界文化社(東京・千代田)が刊行する『家庭画報』と、成城石井(神奈川・横浜)は5月29日、共同開発したオリジナルワイン「TASTE」を発売した。
2月1日の日本とEU(欧州連合)とのEPA(経済連携協定)発効後のタイミングに、質が高く手ごろな価格の日常的に楽しめるワインを提供したいという両社の考えから、約1年前に発足した企画。
企画の背景について、世界文化社の執行役員 中澤智子氏(家庭画報ブランド事業本部 通販事業部長 兼 家庭画報ブランド事業本部 副本部長)は、「『家庭画報』の読者、家庭画報ショッピングサロンのお客さまと、成城石井のお客さまには共通点があります。それは価格でお買い求めになるというより、その商品の持つクオリティやストーリーを重視すること。そのため、成城石井さまとはこれまでもコラボレーションを行ってきました」と話す。
今回目指したのは、和・洋・中が混在する日本の食卓において、どんな料理にもあう味わいのワインの開発。ボルドーの人気シャトー(ワインの生産者)、「モン・ペラ」の生産者 デスパーニュ氏が、本企画のための特別にブレンドした。
エチケット(ラベル)は『家庭画報』本誌でも馴染みのある、写真家で切り絵作家の今森光彦氏の作品を採用。高級感ある仕上がりを心がけた。
