※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。
ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味さんがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。11月23日(土・祝)の放送は、株式会社ピースオブケイク代表取締役CEOの加藤貞顕(かとう さだあき)さんが登場しました。
課金の手段があったほうが健全
加藤さんは、2011年12月にピースオブケイクを設立。現在、メディアプラットフォーム「note」とコンテンツ配信サイト「cakes」といったWebサービスを運営しています。
文章や写真、イラスト、音楽、動画などを投稿できる「note」のサービスについて、「フォロー機能などでお客さんと長期的な関係をつくりやすいのと、(投稿されている)コンテンツに対して課金ができる仕組みがあるのが、最大の特徴。いままではメディアの人しかできなかったようなことが、個人でも(簡単に)始められるのが魅力」とアピール。
そんな「note」は今年、投稿するクリエイター、読者ともにユーザー数が増え、躍進を遂げます。年初に1000万人だった月間アクティブ・ユーザー数(月1回以上サービスを利用したユーザー数)が、9月には2000万人に倍増。「多くの有名人が使っているTwitterぐらいにまで近づきたい」と意欲を語ります。
一方、「cakes」のサービスについては、「雑誌みたいに、有料のコンテンツをプロが書いて配信するサイト」と説明。「どちらも共通しているのは、クリエイターが作品をインターネット上に載せて、それをみんなに見てもらって、必要であれば収益も上げられる。クリエイターのためのプラットフォーム」と言います。
