コロナ禍によって映像制作などのエンターテインメント業界の現場が止まっている昨今。「緊急事態宣言」が解除になりつつあるが、今後の対処法についてもまだ不安視のある状況が続いている。
そんな中、ギークピクチュアズは、病院経営サポートや病院の運営・管理業務サービスを行うキャピタルメディカと新型コロナウイルス感染症に関するアドバイザリー契約を締結した。
「多くの制作スタッフ・関係者が安心して仕事に参加できる環境をつくっていくことが、当社の役目」(ギークピクチュアズ 代表取締役 小佐野保氏)との考えから、コロナ禍における撮影を主とした映像制作業務に関して、スタッフ・関係者の安全、より良いものづくりの環境を両立したサービスの提供を目指す。
キャピタルメディカは、新型コロナウイルスの感染拡大の際に陽性患者受け入れを表明している民間3病院(医療法人新青会 川口工業総合病院、医療法人豊和会 新札幌豊和会病院、医療法人和松会 六地蔵総合病院)に対し、新型コロナウイルス対策コンサルティングを請けおっている。今回、そのノウハウと知見を活かし、CMや映画などの映像制作を中心とするギークピクチュアズの事業においても医療的エビデンスに基づき、スタジオ、屋外ロケ問わず、撮影スタイルや規模にあったガイドライン、および対応を策定する考え。
ギークピクチュアズでは、制作・撮影現場でのガイドライン順守の徹底や、業界への積極的な情報開示を進める。そして、今回の事態における経済活動再開のサポートという社会的責任を果たすべくサービスを提供していく。
同社が提供を予定しているサービス『新型コロナウイルス感染症 感染拡大防止・映像制作進行においてのガイドラン』は以下の通り。
・医師監修による、撮影ごとの適切なガイドラインの提供
・必要に応じて、撮影現場への医療アドバイザー医師、看護師等の派遣
・適宜、適切な検査受診等のアドバイス
・緊急時の健康相談および医療機関の紹介
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