オイシックス・ラ・大地などでつくる東京ハーヴェスト実行委員会(オイシックス・ラ・大地、カフェ・カンパニー、一般社団法人東の食の会)は5月23日~24日、野菜や酒などの生産者が産地からライブ配信やオンラインマルシェを開催するイベント「オンライン東京ハーヴェスト2020」を実施。4回行ったライブ配信は、合計で約4000回再生された。
「東京ハーヴェスト」は、「東京から、ラブレターを。」をコンセプトに、2013年からリアルイベントとして実施。2019年は駒沢オリンピック公園で2日間にわたって開催し、企業や生産者によるキッチンカーやマルシェを目当てに計4万人以上が参加した。今回は新型コロナウイルスの影響でオンライン化に踏み切った。
今回のオンラインイベントでは、「産地ライブ」と「オンラインマルシェ」を実施。産地ライブでは、バーテンダーと醸造メーカーによる「飲んで応援!リモート飲みでも映える 自宅でできるオリジナルカクテル」や、漁師が船上から魚について解説する「船上から漁師が生中継! 5つの味覚を感じられる唯一無二の食材『ほや』を知って美味しく捌いてみよう!」など4つのコンテンツを配信した。
オイシックス・ラ・大地の広報担当によると、参加者からは「普段行けない畑が見られてよかった」「生産者が慣れている場所からの配信でリラックスしており、素の姿が見られた」といった反響があった。また、生産者からも「ライブ配信をきっかけに新しい顧客からの購入があった」といった声が挙がったという。
特設サイト「EAT&SUPPORT」上に設けられた「オンラインマルシェ」には約60店舗が出店。サイト上に各社のECサイトへの動線が設けられているため、商品を購入することで新型コロナの影響を受けた生産者を支援することができる。
今後もオンラインマルシェを継続し、旬の食材の紹介をしていく予定だ。
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