ルミネは7月19日、東日本旅客鉄道(JR東日本)と共同で巨大なパブリックアートが設置される新宿東口駅前広場をオープンした。同広場の美化整備活動として計画され、ルミネの「ありふれた美化ではなく、ストーリーを語れる場所をつくることで街の発展に貢献したい」といった想いがある。
同広場の完成によって、グローバルかつローカルである「グローカル」な文化体験の場の提供と街の更なる賑わいの創出を目指す。また、広場のコンセプトは「Metro」、「Wild」、「Bewilder」を組み合わせた造語「Metro-Bewilder(メトロビウィルダー)」。3つの単語はそれぞれ都会、自然、当惑を意味し、都市と自然が融合した新しいコミュニティスペースを提供する。
パブリックアートの監修・制作は、ニューヨーク在住の松山智一氏。同氏の作品の特徴である「西洋と東洋」など、相反する要素をサンプリングするスタイルを受けて起用された。
全体の建築デザイン設計は、大野力氏(sinato代表)が担った。広場の完成にあたり、松山氏のラフプランを基にアートと建築がひとつになるようデザインされた。
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