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横浜流星、瑛人、HIKAKINら受賞 「LINE NEWS AWARDS 2020」

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LINEは12月16日、同社が運営する「LINE NEWS」内で注目された人物、記事、メディアなどを表彰する「LINE NEWS AWARDS 2020」の授賞式をオンライン上で開催。

2020年に各分野で活躍した「話題の人」に俳優の横浜流星、ユーチューバーのHIKAKINらが選出され、それぞれコメントと、2020年を表す漢字などを寄せた。

表彰式は事前収録によるオンライン配信の形で実施。各部門の受賞者とそのファンをオンラインでつなぎ、メッセージや質問を受賞者と直接やりとりするなど、オンラインならではの新たな取り組みも実施した。

「話題の人」は1年間にLINE NEWS内に掲載された記事本数、前年との注目度の変化、PV数などを踏まえ選出。「アイドル・アーティスト部門」「アスリート部門」「タレント部門」「俳優部門」「文化人部門」の5部門29組のノミネートの中から、1部門ひとりが表彰された。

各受賞者は下記の通り。

▼俳優部門 横浜流星

石原さとみ、佐藤健、上白石萌音など、2020年活躍のメンバーがノミネートされる中、俳優部門“話題の人”に選ばれたのは横浜流星。ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』『私たちはどうかしている』、映画『きみの瞳が問いかけている』で主演を果たすなど、多くの作品で活躍。2020年は、第43回日本アカデミー賞新人俳優賞やエランドール賞新人賞のほか、第15回ソウルドラマアワードではアジアスター賞を受賞するなど、外部からも多くの評価を受けた年であった。

当日登壇した横浜さんは、「今年は身の回りの環境や自分の心の変化が多く、自分自身を見つめ直す時間だった」と語り、新しく迎える2021年では、「役者としてみなさんに心に響く作品つくりを一層強い気持ちで行っていきたい」「まだまだ勉強しなければならないので、沢山の作品に出会ってもっと力をつけていきたい」と抱負を述べた。

▼アイドル・アーティスト部門 瑛人

当日はブームのきっかけとなった『香水』を歌唱。

昨年、Official髭男dismが受賞したアーティスト部門では、瑛人が受賞。2019年4月にリリースした『香水』が使われた動画が2020年春、動画投稿サービスTikTokで多数投稿され話題に。さらにステイホーム期間とも重なり、多くのアーティストやタレントらによるカバー動画が SNS 上で拡散されるなど大ヒットした。

ミュージックビデオの総再生回数は 1 億 2000 万回を突破。『香水』は先日発表されたユーキャン新語・流行語大賞にもノミネートされた。瑛人さんは「特に 5 月ごろ、SNS のタグ付け通知が沢山届きバズっていることを実感した。」と自身の人気を振り返った。

楽曲のリリースからSNSを通して話題が徐々に広がるという、コロナ禍での新しいムーブメントのつくり方を象徴する受賞であった。

▼タレント部門 HIKAKIN

タレント部門では初のユーチューバーの受賞となるHIKAKINが選出された。

YouTube をはじめて 14 年目のHIKAKIN。4 月の緊急事態宣言発令後、小池都知事との対談動画を公開。新型コロナに関する様々な疑問について若者代表の立場で質問するなど、分かりやすく情報発信した。また Yahoo!基金と共同で行ったコロナ医療支援募金プロジェクトには 3 億円超が集まるなど、幅広い世代への影響力を活かした貢献活動が話題となった。

受賞を受けて、「信じられない面子の中で、嬉しいの一言に尽きる」と喜びを見せた。2020年は世の中が大きく影響を受けたと振り返りながら、2020年を表す漢字では「家」を選定。「従来は外で撮影していたものも中止して、なるべく自宅で撮影できるようにした」「限られた空間で面白い動画を撮ろうとする、脳の使い方も昨年と変わった」と自身のYouTubeチャンネルへの影響を語った。

▼文化人部門 鈴木おさむ

文化人部門ではJ.Y.Parkや藤井聡太らがノミネートされるなか、2020年注目されたドラマ『M 愛すべき人がいて』の脚本を手がけた鈴木おさむが受賞。同作品は、歌姫・浜崎あゆみの誕生に秘められた出会いと別れを描き、田中みな実の演技なども注目された。その”まるで大映ドラマ”のようなストーリー展開や演出、衝撃的なキャラクターの登場は多くの視聴者の度肝を抜き、大きな話題を呼んだ。

受賞を受けて「『M 愛すべき人がいて』は勇気を振り絞って書いてみたので、このような賞をいただけて、本当にやってよかった」とコメント。ドラマの制作エピソードとしては、放送で田中みな実さんが着用された眼帯が、福岡の銘菓「博多通りもん」に似ていると話題になり、Twitter トレンドにまでなった当時の裏話を語った。

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▼アスリート部門 内田篤人

アスリート部門では、日本代表、ドイツのブンデスリーガなどでの活躍を経て、古巣の鹿島アントラーズで2020年 8 月に現役を引退した内田篤人が受賞。引退後は日本サッカー協会が新設した「ロールモデルコーチ」に任命され、U-19 日本代表候補のトレーニングキャンプに指導者として参加するなど、後進の育成に力を注いでいる。

2020年の引退後、自身の 14 年半のプロサッカー生活を振り返ると「やりきったな、と思えるところまでできた。自分は幸せだと思う」とこぼし、「これからもサッカーに携わって生活していきたい」とサッカーへの深い愛が伺えるコメントを残した。共に日本代表として戦った本田圭佑選手からは LINEをする仲でもあり、「辞めるんはやいんとちゃうか?」と言われたことを笑いながら明かした。