ファストフード1本足から、日常使いの店舗へ(ミニストップ)/販促コンペ・企業オリエン

6月3日13時まで企画募集中の「第13回販促コンペ」。このほど実施された課題協賛企業のオリエンテーションから、一部を編集部がピックアップ。ここでしか読めない、より詳しい内容をお伝えしていきます。

今回はミニストップの課題「多数の競合店を通り過ぎ、わざわざミニストップへ行きたくなるようなアイデア」についてのオリエンテーションです(課題詳細ページはこちら)。
オリエン動画はこちら

 

客単価は通年で前年比100%超えに

コンビニエンスストアの店舗数は、1980年代初頭から2000年代まで右肩上がりの成長を続けてきました。しかし、現状は伸びが鈍化。店舗数が純減するチェーンも出てきています。

業界としても寡占化が進み、ミニストップは2000店舗弱と、上位チェーンに食い込み切れない厳しい状況にあります。売上を見ても、2020年は新型コロナウイルスの影響もあり、減少に転じました。客数も前年比で大幅な落ち込みとなっています。

一方、2020年は客単価が大きく伸長しました。コロナ禍におけるお客さまの消費傾向の変化が顕著になったのか、前年比を割り込む月はなく、年度を通して前年比100%を超えました。

「家飲み」など新しい需要を掘り起こす

ミニストップの強みはなんと言っても、ファストフードに代表されるひと手間かけて提供する商品群。しかし、今後は強みであるファストフードだけでなく、日常使いのできるコンビニエンスストアとして利用いただきたいと考えています。そこで、「一度食べたら、ハマります。やみつキッチン」というコピーのもと、日々購入されるお弁当やおにぎりといった商品も軸になるよう、商品開発や品揃え強化を予定しています。

現在、すでに「駅弁風 牛めし重」や「ずっしり極! タルタルチキン南蛮弁当」「チャーシュー弁当」が発売されていますが、今後も定期的に価値のある商品を提供していく予定です。

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