「グランツリー武蔵小杉」がリニューアル、都心のデパ地下を凝縮したショップも

2014年11月、武蔵小杉駅前(神奈川県川崎市)にセブン&アイグループをあげての旗艦店として開業した「グランツリー武蔵小杉」が、開業後初の大規模リニューアルを実施している。

今回のリニューアルは2021年春から始まり、秋までに計4回実施予定。第一弾は3月20日~4月28日。オープン日をずらしながら新規11店舗、リニューアル11店舗の計22店舗が開業した。

グランツリー武蔵小杉の外観。

好調なのは「キッズ・ベビー向け」事業

セブン&アイ・クリエイトリンク グランツリー武蔵小杉 支配人の石渡誠氏によると、今回のリニューアルは2年程前から計画していたが、その途上でコロナ禍となった。「現状、アパレルの売上は正直厳しいのですが、一方で『アカチャンホンポ』の全国1位の売上をこちらの店舗が記録するなど、キッズ・ベビー向けのニーズが強くなっています。リニューアルではその面でも強化していきます」と話す。

百貨店でもなく、駅ビルでもなく、郊外のショッピングセンターでもない新しい業態を目指して開業した本施設。屋上には約1300坪と地域最大級の屋上公園、各フロアには大きいベビールームも設置し、30代のファミリーをメインターゲットに据えている。

リニューアルオープンの説明に立つセブン&アイ・クリエイトリンク グランツリー武蔵小杉 支配人の石渡誠氏。

石渡氏は「地域の皆さまのご支持を得ることができて、順調な業績をあげることができ、グループのなかでも旗艦店の位置付けとなっています。しかしながら開業から6年半を過ぎ、地域の方からの様々なご意見・ご要望をいただくこともあるので、これまで以上に皆さまにご利用いただける施設になるべく、リニューアルを実施しました」と背景を語る。

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