メルカリ子会社でスマートフォン決済を手がけるメルペイは8月3日、個人間売買仲介サービス「メルカリ」の利用実績にもとづいて金利や利用限度額を設定する少額融資サービス「メルペイスマートマネー」を開始した。従来の金融サービスで与信を受けにくい若年層などを中心に、日常的に「メルペイ」の利用を促す狙い。
「メルペイスマートマネー」は、利用ごとに「メルカリ」の利用実績を基に審査し、そのつど借り入れ金額や金利が決まる証書貸付方式。審査に通ると、スマホ決済の「メルペイ」に入金される。そのまま「メルペイ」対応店舗などで使えるほか、銀行口座への出金もできる。
返済には「メルカリ」のポイントや、同サービスでの売上金を充てることができる。利用限度額は1000円〜20万円で、20歳未満、70歳超は利用できない。
メルペイが「メルカリ」利用実績にもとづく後払い決済サービスを開始したのは2019年4月。翌20年には分割支払機能を追加し、与信を受けにくい人を中心に利用者を伸ばしてきたという。
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