テレビに人体認識技術を搭載した機器を設置し、家庭のテレビの視聴態勢「アテンションデータ」の取得・提供を行うTVISION INSIGHTSは17日、2021年8月1日から8月31日に放映されたテレビCMからTVISION独自の指標「Cスコア(クリエイティブ・スコア)」でのランキングを発表した。
TIVISION INSIGHTSでは、人の注視を惹きつけているのは「枠の力」と「CMクリエイティブの力」が要因であるとし、このうちクリエイティブの力だけを浮かび上がらせた指標を「Cスコア」と定めている。
8月に放映されたテレビCMのうち、Cスコアが最も高かったのは「花王フレアフレグランス『香りでフレフレ!』篇」(Cスコア:132)。同社は「石原さとみさん、永野芽郁さんが出演し、『応援』というテーマで、オリンピック期間にもマッチしていた」と分析。2位は 日清食品カップヌードル「イカよけダンス」篇(Cスコア:131)、3位は、NTTドコモ ドコモ未来ミュージアム「IMAGINE」篇(Cスコア:130)となった。
また、コア視聴層(男女13~49歳)の1位は、Cスコア139でUQコミュニケーションズ UQ mobile「映画撮影」篇。2位は 松竹 鳩の撃退法「挑戦状」篇(Cスコア:138)、3位は新生フィナンシャル レイクALSA「番台」篇(Cスコア:137)となった。
同社は、「8月は、オリンピック開催によって全体のテレビ視聴時間が上昇しているため、Cスコアの数値も全体的に上昇するという特徴が見られた」と分析している。
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