帝人は10月12日から、新テレビCM「DAKE JA NAI モビリティの未来」篇の放映を開始した。女優の上白石萌歌が帝人でモビリティ開発に携わる研究員「上白石モビ」に扮し、未来の社会や自らの将来を夢想するという内容。企画制作はビデオプロモーション、サン・アド。

 
テレビCMは「上白石モビの空想化学物語」という設定。アニメやCGを交えたカラフルな世界観で映画の予告編のように仕立てており、疾走する上白石さんの姿とともに「未来に乞うご期待！」と締めくくられる。「未来のモビリティ社会を支え、人々のQOL向上に貢献すること」を目指す、帝人グループの姿勢を訴求することが目的。ターゲットは20～30代と大学生・大学院生としている。

企画演出を手がけたサン・アドの奥野俊作氏によると、「モビリティの未来を支えるテイジン」というテーマで、コロナによる欝々とした気分を吹き飛ばすべく明るく元気で夢いっぱいの企業広告を目指したという。「美術部・衣装部をはじめ、各部署の皆さんに存分にクリエィティビティを発揮していただき、未来を疾走する上白石さんが最高にチャーミングな、楽しくて熱いCMに仕上がりました」と話している。

「だけじゃない。テイジン」というキャッチフレーズとともに企業広告として展開している「DAKE JA NAI」シリーズは、2016年から展開。上白石萌歌は2017年から出演しており、今回で5作目となる。

提供番組である日本テレビ系『ザ！世界仰天ニュース』（毎週火曜21時～21時54分）のほか、協賛する「全国高校サッカー選手権大会」の中継番組などで放映される。