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駅改札で生鮮品の受け渡しを開始 JR東、クックパッドと

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JR東日本は2月4日、クックパッドの生鮮品ネット販売で購入した品を、改札で受け取れるサービスを試験的に始める。駅を沿線利用者の暮らしに役立つプラットフォームへ転換する「ビヨンド・ステーションズ構想」の一環。反応を踏まえて実施範囲の拡大など、サービス化を検討する。

注文した品を受け渡すようす

横浜駅、川崎駅では対応開始に向けて準備を進めている。4日時点で受け取れるのは、磯子駅、小机駅、稲城長沼駅。受取可能時間は昼12時〜夜10時(小机駅は同11時)まで。府中本町駅では2月16日から受け取れるようになる。いずれも5月31日までの期間限定。

配送はクックパッド側が担う。ネット販売利用者から受け取り指定があった駅改札に、保冷ボックスに入れた商品を届け、そのまま保管。ボックスは受け渡し後、再び指定があった際などに回収する。商品受け取り通知画面や受け取り名などを提示すると受け取れる。受け取り駅までの乗車券も必要。再配達には対応しない。

本格的にサービス化するかは未定。JR東日本はグループのネット販売サイト「JREモール」に出店するベルメゾンの商品を中央線の一部の駅で受け取れるようにもしている。ベルメゾンの実施期間はことし3月31日までで、利用者の反応や実施枠組みの分析を踏まえ、「ビヨンド・ステーション構想」で掲げる駅の受け取り拠点化に向けた方策を探る。