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基礎知識の習得に効果を発揮し、企画ミーティングが活性化

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ダスキンは1970年にミスタードーナツ・オブ・アメリカ社と事業提携し、1971年大阪府箕面市にミスタードーナツ1号店をオープンした。2020年には国内で創業50周年を迎え、現在約970店舗を展開している。
今回は、スタンダードトレーニングを活用しているダスキン ミスタードーナツ事業本部の丸野淳美氏と上野一行氏に受講の動機と受講を実務にどう活かしているかについて聞いた。

ダスキン ミスタードーナツ事業本部 上野 一行氏、丸野 淳美氏

―現在の業務内容を教えてください。

丸野:広告広報室で、特にテレビCM、Web広告、店頭で使用するツール類などの企画を担当しています。

上野:私は商品開発室でドリンクとデザートの担当です。

―受講の動機を教えてください。

丸野:昨年、人事異動や産休・育児休暇などでメンバーが大きく入れ替わり、半数近くのメンバーが初めて広告に携わるという状況となりました。新たなメンバーに対して、広告の基礎知識を得るために社内勉強会を数回、開催しましたが、受講したメンバーの中には、学びたい内容・興味があることに違いがある、また理解度にも差が生まれていると感じました。そんな中、上司が「Webで受講できるコースがある」と紹介してくれました。

コロナ禍で出社率を抑えるといった会社の方針の中、在宅で受講できること、たくさんのコンテンツの中から選べること、自分のタイミングで期間内であれば何度も学べるという多くのメリットがあるコースであったので、メンバーに受講を勧めました。しかし、日々の業務をこなすことで手一杯のメンバーも多く、私たちの部署だけではチケットを消化しきれず、販売促進室、商品開発室、事業企画室にも受講を勧めました。

上野:講座一覧を見て、「これは受講する価値がある」と感じました。私たちは商品を開発する際に、商品そのものの開発だけではなく、必ずその商品の市場動向や過去販売した商品の実績など、マーケティング視点・要素を加味しながら企画をまとめています。断片的にはマーケティングのセオリーや考え方は知っていることもありましたが、一度体系的に学び・頭の中を整理したいと考え、受講して知識を得たいと思いました。

―実際にどのように活用していますか。工夫している点がありましたら教えてください。

丸野:「業務上必須講座」と「私が推薦したい講座」と分けてメンバーに紹介しています。それ以外は、メンバー個人が課題と思っていること、興味がある分野の講座を受講しています。ただ業務が忙しい中での受講は優先順位が低くなりがちなので、今後は月に2回程度、受講を促すメールを流したいと思っています。

上野:商品開発室も業務上の必須知識を学ぶ必要性があります。特にクライアントと話す機会に専門用語などは理解できる必要があるので、各々の段階に応じて学べる講座は、必要に応じて受けるべきだと考えています。

―スタンダードトレーニングで学んだ効果はどのように御社のビジネスに反映されていますか。

上野:商品開発に関して言えば、ともすればプロダクトアウトの開発になりがちですが、商品選定や企画の背景をマーケティング視点で分析した結果をもとにマーケットインの観点からも捉えるように常に意識しています。その結果として、経営者に対して説得力のあるプレゼンテーションができるようになりました。

丸野:宣伝広告にとって、必要なスキルとは「世の中の流れを把握する力」「それを私たちの商品やコミュニケーションに落とし込み、広告会社に伝えて誘導する力」「私たちの思いをお客様に届ける言語化する力」と考えています。そのようなスキルを養い、発揮するためには、最低限の基礎知識が必要不可欠で、それらは今回の講座で得られると知識であると感じています。

学んだ内容については、月に1度のミーティングで学びを共有する時間を15分程度設けています。講座で業務の基礎知識を学び、それぞれのメンバーに知識が付いたことで、最近では企画を検討するミーティングでは意見交換がとても活発になってきました。

―今後どのような育成計画を立てていますか。

丸野:広告に携わる者として費用対効果を注視しつつ、ミスタードーナツがこれまで以上に生活者に愛され、必要をされるブランドであり続けるため、創造力を発揮し、喜びのタネをまくことができる人材の育成を心がけています。

上野:講座を受講し基礎知識を得ることで、商品開発室のメンバーが各メーカー様とのコミュニケーション力が向上し、質の高い開発を実現できること。そして企画答申の際にも、よりお客様に喜んでいただける商品を客観性を持ち、説得力のあるプレゼンテーションによって上市を実現できること。それらの具現化と個々の成長のために、スタンダードトレーニングの活用を促進できればと考えています。

マーケティングやデジタル実務のスキルを向上するために、ダスキンさんが活用したのは……
宣伝会議 オンライン版スタンダードトレーニング」でした。
 
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株式会社宣伝会議 教育事業部
MAIL:info-educ@sendenkaigi.co.jp