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カンロ、デジタルコマース事業で新ブランド「アメージングカンロ」を発表

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カンロ(東京/新宿)は、7月29日に2022年中間決算説明会を開催。キャンディの新たなユーザー創出を視野に入れ、デジタルコマース事業、コア事業、グローバル事業、フューチャーデザイン事業の4つの事業について、発表した。

今年から立ち上げられたデジタルコマース事業では、チャネルに捉われない購買体験の提供を目標として事業を進める。取り組みの一環で、「キャンディのもつ可能性の提案」と題し、新ブランドとなる「アメージングカンロ」をスタート。デジタルの強みを生かし、味わいや食感だけでなく、見た目や楽しさなど、キャンディが本来持つ長所を最大化したシリーズとなっている。

第一弾は、「満天の星空を閉じ込めて。」をコンセプトにした、ラムネ商品「ホシフリラムネ」。星形ラムネが入った瓶を振った時の軽やかな音でも、エモーショナルな世界観を体験いただくことができ、癒しやリラックスを体験できる商品だ。

今後もデジタルコマース事業からは、「アメージングカンロ」の商品を定期的に発売し、キャンディの魅力を最大化したアメージングな商品の体験価値を提供していく計画だ。


その他、コア事業、グローバル事業、フューチャーデザイン事業の3事業でも、それぞれユーザー創出に向けた新たな取り組みが発表された。

コア事業では、これまでキャンディ市場に興味を示していなかったZ世代をターゲットに据え、カンロの成功事例や知見を活かして積極的にアプローチする。さらに、Z世代の若年層である高校生にフォーカスし、現役高校生との商品開発にも着手。
一過性の嗜好品ではなく、記憶に残る製品や体験価値を提供する「Z世代との共創プロジェクト」を始動する。

グローバル事業では、年内に中国への輸入を開始し、海外展開を本格化させる。現在は日本でも展開している商品を販売しているが、今後はニーズを踏まえ、新商品を投入予定。現在の中国の飴市場ではノンシュガーに対するニーズが高いため、日本で実績の高い商品をベースに、ノンシュガー商品を展開する。

SDGsへの取り組みを推進するフューチャーデザイン事業では、「キャンディをギフトに」 をキャッチフレーズに展開する直営店、ヒトツブカンロと組み、ヒトツブカンロのサステナブルラインである「ヒトツブカンロearth」を始動する。製造過程で発生する廃棄飴を原料に、アップサイクルしたウエットティッシュなど、エコライン商品として販売を開始する。