「YouTubeライブ配信」など、たびたびメディアにも取り上げられ、話題を呼んでいる弁当専門店「キッチンDIVE」。店長の伊藤慶氏も“クマ店長”の愛称で多くのファンに親しまれている。継続的な知名度と好感度アップの取り組みについて、伊藤氏に話を聞いた。
※本記事は、2022年9月1日発売の『販促会議』2022年10月号の転載記事です。
キッチンDIVE
伊藤 慶氏氏
個性を出すことで知名度と好感度を継続的に上げていく
──どのようにフォロワーを伸ばしてこられたのですか?
Twitterでの定期的な情報発信はもちろんですが、お客さまに喜ばれることと、話題になるキャンペーンを実施することが重要だと思います。
たとえば、何回か実施しているキャンペーンに「○○万リツイートしたらカレー1000食を無料配布する」というものがあります。このキャンペーンでは、1000〜2000人ぐらいフォロワーが増え、取材依頼も2、3件いただきました。ただ、これはお客さまに喜んでもらうための赤字の施策ではありません。カレーは一食で大体150円なので、1000食で計15万円です。15万円のコストで、フォロワーが2000人増え、取材も入ったことを考えると、かなりメリットのほうが大きい計算になります。
──キャンペーン以外にもSNSはどのように活用されていますか?
個人経営だからこそですが、自分の意見をはっきり主張して、フォロワーに呼びかけることも重要だと思います。
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