日本新聞協会は2024年(第44回)「新聞広告賞」の作品募集を開始した。応募締切は広告主部門が6月5日、新聞社企画・マーケティング部門が6月4日(いずれも締切日の午後4時必着)となる。
新聞広告賞は、新聞と広告との発展に資することを目的に設けられたもの。「新聞広告活動の全過程」を対象に選考し、企画性や表現力、活動の成果などで新聞広告の新しい可能性を切り開いた活動や、媒体の特性や新聞社の機能を活用した広告活動、新聞広告と他メディアを連携させた効果的な企画・マーケティング活動などを表彰する。
本賞には「広告主部門」「新聞社企画・マーケティング部門」の2部門がある。いずれも日本新聞協会の会員紙に掲載された広告が対象で、「広告主部門」は本賞の目的にかなう活動を行った広告主(企業・団体)を表彰する。一方の「新聞社企画・マーケティング部門」は、本賞の目的にかなう活動を行った日本新聞協会会員新聞社の広告・営業部門を表彰する。
第44回を迎える今年の募集対象は、2023年6月1日から2024年5月31日に日本新聞協会会員紙に掲載された広告。対象期間外から期間内にかけて継続しているシリーズ広告も対象となる。
応募について、「広告主部門」は件数の制限なく応募でき、「新聞社企画・マーケティング部門」は発行本社ごと、または会員紙ごとに単独企画2件と共同企画2件を応募できる。ただし、受賞件数は「広告主部門」は広告主1社に対し1件まで、「新聞社企画・マーケティング部門」では単独企画の受賞が新聞社1社に対して1件までとなる。
賞の構成は、「広告主部門」では「新聞広告大賞」1点、「新聞広告賞」5点、「優秀賞」10点~15点。「新聞社企画・マーケティング部門」では「新聞広告賞」と「奨励賞」がそれぞれ5点ずつ選出される。
審査は、日本新聞協会広告委員会と外部の専門家2人が行い、9月上旬に日本新聞協会会員紙ならびに「新聞協会報」紙上で受賞作品を発表する。受賞社には、10月21日に東京・帝国ホテルで行われる「新聞広告の日」記念式典において贈賞予定。
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