マーケティングに「サイエンス」と「アート」の両方が必要な理由

マーティングは「サイエンス」に偏りがち?

こんにちは、萩原幸也と申します。

この度、タイトルの通り「広告をアップデートするアート思考とは?」というテーマで、6回にわたり私の考えをお伝えする機会をいただきました。

まずは、簡単に自己紹介をさせていただきます。私はリクルートで18年間、クリエイティブ担当者としてコーポレートやサービスのブランディングやマーケティングに携わってきました。武蔵野美術大学を卒業し、現在も同大学で美術教育に携わっています。また、SNSを通じて創造的思考を刺激する情報を発信し、総フォロワー数は10万人を超えました。

広告の事例やアート&デザインのトピックを中心に発信。

フォロワーの皆さま、いつもありがとうございます。

さて、そんな私が最近では、こうしたマーケティングメディアでの寄稿や、カンファレンスでの登壇の機会を多くいただくようになりました。それは、ビジネス、マーケティング、クリエイティブ、アート、デザインといった複数の観点を持ちあわせているからだろうな……、と思うわけです。たぶんです。お声がけいただいた皆さん……違ったらすみません。

とりあえず、そうした自己認識を存分に活かし、これまでそういった機会をいただいた際は必ず、「サイエンスとアートの両軸を大事にするべきである」という話をしてきました。その理由は後ほどお話するのですが、私が人前に出るようになった頃、さまざまなデータが可視化され、マーケティングツールも普及し始めた時期だったので、マーケティングがサイエンスに偏重していく過渡期のように見えたからです。

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萩原 幸也
萩原 幸也

リクルート マーケティング室 クリエイティブディレクター/部長。山梨生まれ。2006年武蔵野美術大学 造形学部 デザイン情報学科卒業後、リクルート入社。リクルートグループのコーポレート、サービスのブランディング、マーケティングを担当。カンヌライオンズ グランプリなど国内外のアワード受賞。SNSでの総フォロワーは10万を超える。母校である武蔵野美術大学にて社会人への創造的思考育成プログラムの立案、講師も務める。
武蔵野美術大学大学校友会 会長/武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所 客員研究員/JAA 公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 クリエイティブ委員/県庁公認 山梨大使

萩原 幸也

リクルート マーケティング室 クリエイティブディレクター/部長。山梨生まれ。2006年武蔵野美術大学 造形学部 デザイン情報学科卒業後、リクルート入社。リクルートグループのコーポレート、サービスのブランディング、マーケティングを担当。カンヌライオンズ グランプリなど国内外のアワード受賞。SNSでの総フォロワーは10万を超える。母校である武蔵野美術大学にて社会人への創造的思考育成プログラムの立案、講師も務める。
武蔵野美術大学大学校友会 会長/武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所 客員研究員/JAA 公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 クリエイティブ委員/県庁公認 山梨大使

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