理美容業界の人手不足解消に向けて 若年層を取り込むアンバサダー戦略、QB HOUSE

お笑い芸人「やす子」を起用したキャンペーンやコンテンツを展開

キュービーネットホールディングス(HD)は10月1日、ヘアカット専門店「QB HOUSE」の初のアンバサダーとして、お笑い芸人「やす子」を起用した。期間は1年。SNSや店舗モニターなど自社オウンドメディアを中心にQB HOUSEの魅力を伝える。

「QB HOUSE」は、駅ナカや大型ショッピングセンターといった立地の優位性もあり、これまでは大々的なPRは実施しておらず、全社規模のPR活動を自社で展開する事例は今回が初となる。人材の不足が課題の理美容業界において、SNSでの認知度が高いやす子を通じて若年層にアピールし、将来の理美容師や顧客確保へとつなげる狙いだ。

写真 人物 アンバサダーに起用された「やす子」(左)と北野泰男社長

アンバサダーに起用された「やす子」(左)と北野泰男社長

やす子は8年前の2016年からQB HOUSEを利用している。18歳のころ、自衛隊に入隊するため、地元の山口県から京都府に行った際に偶然立ち寄ったという。その際に「安さ」「早さ」「上手さ」といったQB HOUSEの魅力を感じ、現在も継続して利用している。芸能活動が本格始動した2021年からは「X」にQB HOUSEを利用した際の様子を投稿。「QB HOUSEで髪を切りました」という意味のオリジナルフレーズ「キュビりました!」と共に、自らのヘアスタイル写真を公開している。

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