日本デザイン振興会、日本グラフィックデザイン協会、多摩美術大学 TUBの3機関で構成される東京ミッドタウン・デザインハブは5月19日から、企画展「ゼミ展 2025 デザインの学び方を知る」をミッドタウン・タワー(東京・港)で開催する。
同企画展は、全国の教育機関のゼミやクラスで取り組まれている様々なデザイン領域の課題内容と作品の展示するもので2018年から継続して開催されている。展示を通して、将来デザインの最前線を担う学生たちの課題への取り組み方や、今後求められるデザイン/デザイナー像について紹介してきた。
2025年のゼミ展は、デザイン教育における国際交流に注目。日本と海外のゼミによる共同課題、海外の教育機関による滞在制作など、異なる文化や習慣、思考や社会をベースにしたデザインからの学びが伝わる展示となっている。
多摩美・武蔵美・早稲田など11校が挑戦
開催にあたり全国から出展校を募り、ArtCenter・多摩美術大学、千葉大学・シンシナティ大学、東京都市大学、長岡造形大学、名古屋造形大学、武蔵野美術大学・バンドン工科大学、モナッシュ大学、早稲田大学の8組11校が取り組んだ。
企画展は5月19日から6月21日まで毎日開催。11時から19時まで(最終日は16時まで)。会場はミッドタウン・タワー5F。入場無料。また会期最終日の6月21日には出展各ゼミが会場に集う交流イベントを予定している(詳細は、後日東京ミッドタウン・デザインハブのサイトで案内するとのこと)。
