博報堂DYホールディングスはこのほど、AIと共存する社会のあり方を描いた動画をオンライン上に公開した。同社が2024年4月に設立した、AIの先端研究や技術開発を行う研究部門「Human-Centered AI Institute(HCAI)」のブランドムービーと位置づけている。HCAIは、AIを単なる道具ではなく、人の創造性を支援する対等なパートナーになると予想しており、このようなビジョンを明らかにした。
HCAIのブランドムービー。実写と最新生成AIによるハイブリッド映像で表現している。
HCAIではこれまで博報堂DYグループ全体のAIポリシーを策定したり、ブラックボックス化してしまうAIの「透明性」「信頼性」を担保するXAI(Explainable AI/説明可能なAI)を用いた社内PoC(実証実験)を行ってきた。
AI時代の新しい映像制作スキル
このムービーは、博報堂DYグループのTBWA\ HAKUHODOのコンテンツラボ「DISCO」が中心となり、企画・脚本・撮影・編集・CGIをすべて内製した。「監督」「アートディレクター」「コピーライター」「エディター」「モーショングラフィックデザイナー」の5名を中核とするコンパクトな制作チームを編成。必要に応じて撮影スタッフやプロデューサーが加わる形式を採用した。





