AI時代の新しい映像制作スキル
このムービーは、博報堂DYグループのTBWA\ HAKUHODOのコンテンツラボ「DISCO」が中心となり、企画・脚本・撮影・編集・CGIをすべて内製した。「監督」「アートディレクター」「コピーライター」「エディター」「モーショングラフィックデザイナー」の5名を中核とするコンパクトな制作チームを編成。必要に応じて撮影スタッフやプロデューサーが加わる形式を採用した。
生成AIを用いた映像制作では、従来の職能に新たな役割が加わった。アートディレクターは「プロンプトグラファー」として画像生成のプロンプト設計から出力の調整・修正まで一貫して担当。コピーライターは「AIフィルムディレクター」として動画生成のプロンプト設計から演出の調整まで一連のプロセスを指揮。理想の画像や生成映像の品質担保には、的確な言葉選びや新たなスキルが重要とわかった。
コピーライター/AIフィルムディレクターの横山真之介氏は「“AIと創造する”“AIと挑戦する”“AIと考える”ことで、人間だけでは思いつかなかった表現を発見し、従来の映像制作では難しかった壮大なスケール感を実現できました。『人間を極める。AIと。』という言葉は、このプロジェクトで実感した」と語った。

スタッフリスト
企画制作
TBWA\ HAKUHODO
CCO
細田高広
C+AIフィルムディレクター
横山真之介
AD+プロンプトグラファー
水本隆朗
演出
桐生康佑
編集
見田伸夫
モーショングラフィック
住吉清隆
トランスクリエーション
エリック・エレフセン
EPr
深津広孝
SPr
井上音夢
Pr
髙垣慶大