日本の制作体制に海外勢が苦言 「ショートドラマ」市場での勝ち筋とは

国内外のプラットフォーマーが意見交換

LINEヤフーは7月11日、ショートドラマ関連分野の有識者が多数登壇するカンファレンス「Short Drama Summit JAPAN -2025 Summer-」を開催した。同イベントでは、GOKKO、BUMP、DramaBOX、UniReelなど国内外のプロダクションや配信プラットフォームの関係者が、自社の取り組みやショートドラマ市場の現状について意見を交わした。

写真 人物 7月11日に開催した「Short Drama Summit JAPAN -2025 Summer-」

7月11日に開催した「Short Drama Summit JAPAN -2025 Summer-」

登壇したのはemole代表取締役の澤村直道氏、COL JAPAN代表取締役の武川基氏、GOKKO 代表取締役の田中聡氏、DramaBox 日本法人 取締役の于深氏、和雅 代表取締役社長の金光国氏。

最初に日本と世界のヒット作品の傾向について話し合った。ショートドラマアプリ「BUMP」を運営するemoleの澤村氏は日本のショートドラマジャンルについて、「プロ彼女の条件 芸能人と結婚したい女たち」といった作品のヒットから、「不倫復讐系」を含む「人間の醜い一面をのぞき見するコンテンツ」が流行しやすいと述べた。身分の低い人物が実は高い地位を持っているという「正体隠し」の構成も、世界共通で受けやすいという。このジャンルは40~50代に特に人気があるという。

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