8回目の「いざいざ奈良」キャンペーン
JR東海は、奈良の観光キャンペーン「いざいざ奈良」の一環として、俳優の鈴木亮平が出演する新CM「法隆寺編」を9月1日から放映している。「大人になった今だからこそ分かる法隆寺の奥深い魅力に出合う旅」を訴求。子どもの頃に修学旅行で一度訪れたきりという人に、2度目の来訪を促す狙いがある。
鈴木亮平が出演する「いざいざ奈良」法隆寺編。ⒸJR東海
CMは、鈴木が「いざ、いざ 法隆寺」とつぶやき訪れる場面から始まる。聖徳太子ゆかりの地・斑鳩を訪れ、静寂の中で世界遺産を前に立つ鈴木が、「あの頃と同じ風景に見えないのは、私がちょっと大人になったからでしょうか」と感慨に浸る。最後は「奈良は、行くからおもしろい」という言葉で締めくくられる。
JR東海の観光キャンペーン「いざいざ奈良」は2022年5月に始まった。キャンペーンコピーの「いざいざ」は、万葉集や古事記にも見られる、人を誘う意味を持つ言葉「いざ」を重ねたもので、「奈良への旅への誘い」の思いを込めている。
JR東海は2005年から「うまし うるわし 奈良」を展開し、神社仏閣の魅力に焦点を当ててきたが、奈良には1300年以上にわたり受け継がれてきた歴史的価値に加え、現代の人々が発信する新たな魅力もある。そこで食や体験などを多面的に発信する「いざいざ奈良」をスタートさせた。
