いま、企業の人材獲得競争は激しさを増している。人口減少と働き方の多様化などを背景に若手人材の獲得に向けて、各社が工夫を凝らしている現状だ。特にBtoB企業にとっては、事業の魅力や社会的意義が一般に伝わりにくいがゆえに、新卒採用でのアピールが難しいという課題を抱えるケースが多い。
日本で初めてウレタンフォームの生産を始めたウレタン発泡技術のリーディングカンパニーであるイノアックコーポレーションは、9月19日から新卒採用コンセプトムービー「人と人が出会う。化学反応がはじまる。」を公開している。
採用コンセプトムービー「人と人が出会う。化学反応がはじまる。」
日本の発展に大きく貢献し続けてきた製造業。しかし、製造業には「きつい・汚い・危険(3K)」といったマイナスイメージが抱かれることも少なくない。
イノアックは、イメージを払拭し、製造業で働くやりがいや魅力を知ってほしいとの思いから本動画を制作。採用イベントや公式サイト等で順次公開していく。
出演者は全員社員
動画は、「もし、イノアックで働いたら」をイメージしやすいよう、全編イノアックグループの社員が出演。全シーン実際に稼働している事業所で撮影しており、社員のリアルな日常を映し出すことを追求した。
撮影では、若手社員の等身大の姿をクローズアップ。製造や技術、営業など様々な部署で活躍する若手社員が登場している。また、愛知県内の安城事業所、桜井事業所、八名事業所の3拠点で撮影を行い、製造現場で働く姿を通して、社員の真面目さやチームワークの良さを映し出している。
撮影時の様子。
また、同社は自社の企業風土を「人と人が出会う。化学反応がはじまる。」というワードで表現。「化学反応がはじまる」とは、化学素材メーカーのイノアックがつくる素材や製品が“化学反応”によって生まれることを示しており、若手社員と先輩社員が出会うことで、職場の雰囲気がつくられ、ユニークなアイデアが生まれるといったことを表した。




