電通がインハウスデザイナーの力で社会課題を解決するユニット発足、富士フィルム・ソニーと協業

電通は、デザインの力で社会課題の解決を目指す「IN-HOUSE→SOCIAL DESIGN UNIT」を10月24日に発足した。企業のインハウス(社内)デザイナーやクリエイティブ人材の専門スキルや創造性を活かし、社会課題を解決する商品開発につなげていく。

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プロジェクトの第1弾として、日本を代表するインハウスデザイナー集団である、富士フイルムのデザインセンター(CLAY Studio)とソニーグループのクリエイティブセンター、ソニーデザインコンサルティングと協業する。テーマは伝統工芸「こけし」。ユニークな文化的背景を持ち、国内外に愛好家も多い一方で、後継者の確保や販売チャネルなどのビジネス観点、認知度の課題などさまざま課題を抱える。同プロジェクトを通じてクリエイティブの力で「こけし」の新たな魅力を伝えていく。

各社から6人の若手デザイナーが参画する。富士フイルム、ソニーグループの各製品を進化させてきたデザイン力、ビジョン構築や課題解決力を活用し、「こけし」に対する新たな解釈を探り、未来につながるアイデアをデザインする。

また同プロジェクトの開発プロセスやプロトタイプが、10月31日から開催される日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART」に合わせて10月31日から11月3日までFUJIFILM CLAYスタジオ南青山(東京・港)で展示される。

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