犬の日商戦、カンロが「ワンワンデミーナグミ」で参戦 「猫グミ」と人気拮抗

昨年からパッケージも中身もパワーアップ

カンロは、11月1日の「犬の日」にちなんだ新商品「ワンワンデミーナグミ」を10月21日から発売した。特許製法によるユニークな形状とハードな食感が特徴の「カンデミーナ」シリーズの一環であり、昨年発売した「ワンデミーナグミ」の改良品で。パッケージから中身に至るまで、犬好きの心に響くような工夫とこだわりが随所に施されている。

発売時の話題化と「カンデミーナ」ブランド全体の認知向上を狙っており、すでにX(旧Twitter)では「犬用のおやつかと思った」「犬グミがアツい」などの反響が寄せられている。

チワワ、ポメラニアン、トイプードル、ミニチュアダックスフンド、コーイケルホンディエが描かれた「ワンワンデミーナグミ」

チワワ、ポメラニアン、トイプードル、ミニチュアダックスフンド、コーイケルホンディエが描かれた「ワンワンデミーナグミ」

カンロは、2022年から「猫の日」にちなんだ「カンデミーニャグミ」を展開しており、「想像以上に猫好きユーザーから支持があった」としている。そこで、犬好きにも訴求できると考え、2024年に「ワンデミーナグミ」を発売した。現在では、「犬」「猫」いずれのシリーズも人気が拮抗しているという。

昨年発売した「ワンデミーナグミ」は、「可愛すぎて買ったら味も良くてハマった」「パケ買いした」「犬好きには無視できない」とSNSで話題となり、大きな反響を得た。今年は、癒しと弾力をさらにパワーアップさせた。

まず目を引くのは、2匹の犬が並ぶ新パッケージ。マーケティング本部の木本康之氏は「2匹にすることでワンちゃん同士の友情や絆が生まれるのではないか。その癒し空間をグミ好きの方にも届けたい」と狙いを語る。

1粒の重さも約1グラム増量しており、これはプラス「ワン」と犬の鳴き声の「ワン」を掛けたもの。よりハードで噛み応えのある食感に強化した。グミの形状も前回の6種類から、10種類の「イヌ型」とレアな「肉球型」を加えた全11(ワンワン)種類に拡充している。

味はグレープとマスカットをミックスした「ワンワンダフルーツソーダ味」を採用した。パッケージに採用された犬種はチワワ、ポメラニアン、トイプードル、ミニチュアダックスフンド、コーイケルホンディエ。グミ粒やパッケージを並べ、愛犬と写真を撮るなどの楽しみ方も提案している。

「カンデミーナ」は、特許製法による独自の形状とハードな食感で知られるエンターテインメントグミブランド。ブランド年間売上は30億円を超え、食品産業新聞社主催の「第53回食品産業技術功労賞 商品・技術部門」を受賞。ピュレグミに次ぐカンロの主力ブランドとして、若年層やビジネスパーソンを中心に支持を集めている。

advertimes_endmark


この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ