バンダイ、使用済みカプセル1300個を使用したサステナブルなクリスマスツリーを公開

バンダイとBANDAI SPIRITSはこのほど、「ガシャポン®」の使用済みカプセルや「ガンプラ」のランナー※を再利用したサステナブルなクリスマスツリーを制作した。バンダイ本社1階のエントランスには約1300個のカプセルが使用されているクリスマスツリーが飾られ、11月25日から一般公開を開始した。
※プラモデルを組み立てた後に残る枠の部分

バンダイ本社に設置されたクリスマスツリー。カプセルは約1300個、ランナーは60Lの袋104個分が使用されている。

今回の取り組みは、両社が共通でかかげる企業スローガンに向けたサステナビリティプロジェクト「未来・クリエイション」の一環となる。クリスマスツリーのアイデアは社員公募で募集し、社員のサステナブルに関する意識向上も目指した。

「ガシャポン」と「ガンプラ」は2021年からリサイクルプロジェクトを立ち上げ、ファンから回収した使用済みカプセルやランナーを再利用することで、CO2削減や、3R(リデュース・リユース・リサイクル)など、地球環境との共生へアクションの輪を広げている。「ガシャポン」のカプセルは2024年度の年間回収量が約47トン、「ガンプラ」のランナーは2021年度から2024年度までで、合計約117トンが回収されている。

(左から)ランナーの回収口とカプセル回収機。

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