バーガーキング、ファンからの物件情報提供をもとに新店舗オープン

国内337店舗体制に拡大と出店攻勢を強める

バーガーキングを展開するビーケージャパンホールディングスは、12月に全国10都府県で25店舗を相次いでオープンすると発表した。六本木・新大久保・大阪九条・福岡西新など、都市部から地方都市まで幅広いエリアでの開業が予定されており、年末時点で国内337店舗へと拡大する計画だ。

バーガーキングは、直火焼き100%ビーフパティを特徴とする本格バーガーを全国で楽しめる環境づくりを進めており、2025年内だけで85店舗を新規に開店。2019年には全国約77店舗まで縮小していたが、ここ数年で出店攻勢を強め、国内ネットワークの拡大を一気に加速させている。

11店舗は一般募集企画「バーガーキングを増やそう」から誕生

今回の25店舗のうち、11店舗は一般から物件情報を募集する取り組み「バーガーキングを増やそう シーズン2」により決定したもの。同企画には2万8400件を超える応募が寄せられ、その中から選定された物件が実際の出店につながった。

ドミー知立店(愛知県知立市)、新大久保店(東京都新宿区)、荻窪南口店(東京都杉並区)、イオンモール八幡東店(福岡県北九州市)、アピタ蒲郡店(愛知県蒲郡市)など、ショッピングセンター隣接型やロードサイド型、住宅地立地など多様な形態の物件が含まれ、未出店エリアの開拓や空き物件の有効活用にも寄与している。

各店舗の空き物件を最初に提供した人に感謝の気持ちを込めて20万円をプレゼントする

同社は2026年以降も未展開エリアでの出店を推進し、2028年までに全国600店舗体制を目指す方針を掲げている。市民参加型の物件募集施策と積極的な店舗投資を組み合わせながら、本格バーガーの体験を広く届けていく考えだ。

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