訴求のカギは「自己肯定」か はるやま×「FRUITS ZIPPER」の「褒められ」CMの設計思想

3本目のCMは松本かれんが出演

はるやま商事は、7人組アイドルグループ「FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)」を起用した縦型Web CM「褒められモーメント篇」(全7本)を2025年12月19日から順次公開している。フレッシャーズ向けの「褒められスーツ」を訴求する内容で、「クリスマス」「初詣」「バレンタイン」「共通テスト」「入試」などの節目ごとに公開。2月27日まで段階的に展開する設計で、1月8日には3本目となる「褒められモーメント篇 共通テスト」を公開した。

FRUITS ZIPPERが応援メッセージを伝える「褒められモーメント篇」

CMは「お守り」の扉が開くと、「褒められスーツ」を着たメンバーが登場し、節目に応じた応援メッセージを届ける内容だ。各回にメンバーが1人ずつ登場しており、「褒められモーメント篇 共通テスト」では松本かれんが出演。「今が1番大変な時期かもしれないけど諦めずに頑張れますように 睡魔に負けるな~」とメッセージを送る。

「褒められ」というキーワードには、「受験・進学・就職といった人生の大きな節目に直面する中で生まれやすい不安やプレッシャーに対し、心理的な支えとなる存在でありたい」という思いが込められている。担当者は「他者からの承認を通じて自己肯定感を後押しし、前向きな気持ちで新たな一歩を踏み出すきっかけを届けたい」としている。

FRUITS ZIPPERが各CMで伝えるメッセージも、自己肯定感を後押しする表現を基調としている。現在のフレッシャーズ世代が「10代という大切な時期をコロナ禍で過ごした世代」である点も意識したという。

担当者は「他者とのコミュニケーションに不安を感じたり、自分の心境に敏感であったりと、これまで以上に『自分自身を肯定する』ことの重要性が高まっている」と強調。その気持ちに寄り添うトーンを心掛け、若者にとって自然な共感が生まれるような表現を意識したという。

昨年度に続いてFRUITS ZIPPERを起用したのは、フレッシャーズ世代を中心に多くの支持を得ている点に加え、メンバー自身が等身大で「応援」や「寄り添い」という今回のテーマを自然に体現できるからだと説明した。

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