初めてのテレビCM出稿、その戦略は? CM放映に向けリブランディングからスタートしたペイトナー

テレビCMの活用に踏み切る際に、どのような戦略を持って臨んだのか。今回はペイトナーに話を聞きます。
 
※本記事は月刊『宣伝会議』3月号の連載「初めてのテレビCM」に掲載されています。

個人事業主やフリーランス向けに、資金調達手法のひとつであるファクタリングサービスを提供しているペイトナー。一般的に、個人事業主やフリーランスへの報酬の支払いは、労働から入金まで1~2カ月ほどのタイムラグが生じる。潤沢な資金がなく、かつ金融機関からの融資が受けづらい場合、売上が立っているにもかかわらず資金繰りが厳しくなることは珍しくない。同社のファクタリングサービス「ペイトナー」は、手元にある入金待ちの請求書を申請するだけで、最短数時間で入金される。ペイトナーは手数料を受け取る仕組みだ。資金繰りに悩む時間を0にして、個人事業主やフリーランスの新たな挑戦を後押しすることを目指し、事業を展開している。

2019年に創業、サービスを開始し、2025年にはサービスの累計申込数が50万件を突破した。個人だけでなく法人の利用にも対応し、ユーザーの15%が法人。業種別では建設業の利用が最も多い。

これまで同社のマーケティング施策は、デジタル領域に軸足を置いていた。力を入れていたのが、FacebookやInstagram、YouTubeでの動画広告だ。当初はインフルエンサーを活用した動画広告を展開していたが、よほど知名度が高い人物でないと、広告の視聴者が知っている割合は限られる。そこで、サービスにかかわる社員や業務委託のメンバーが出演する動画を制作するようになっていった。サービスの利用者数は順調に増えていたものの、同社執行役員の邨山毅氏は、コミュニケーション上の課題も感じていたという。

「ユーザーの声を聞くと、ファクタリングという仕組みに対して、漠然とした不安を抱いていることが分かりました。金融サービスとして信頼を得ていくには、広告クリエイティブの質を上げることが必要だという考えに行き着きました」(邨山氏)。

こうした考えにもとづき、2024年夏頃からクリエイティブを重視したCMの出稿を検討。だが、すぐに制作に着手したわけではなかった。CM出稿の基盤づくりとして、リブランディングを実施したのだ。サービス名の変更や、企業ミッションも再定義し、ブランドデザインを刷新している。

…この続きは月刊『宣伝会議』3月号で読むことができます。

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