NTTドコモは2月19日、「ドコモU22割」の新たなテレビCMを公開した。2005年に放映された「ドコモダケ」のCMを約20年ぶりにリバイバルし、当時と同じシチュエーションやセットを再現している。当時出演していた加藤あいに加え、後輩役として杏花も出演している。
ドコモU22割「ドコモダケふたたび」篇(30秒)。
今回のCMは、「家族にオトク」というキャンペーン価値を、22歳以下の子どもを持つ30〜50代の親世代に印象づけることが狙い。加藤がマイクを向けて取材する場面や、物陰からタイミングをうかがう演出など、当時のCMを想起させるカットを細部まで再現した。
2005年に放映した「新キャラクター発表会」篇は、加藤が記者役を務めるシリーズCMの流れから生まれた企画で、「ドコモダケ」はこのCMで初登場したキャラクターだった。ぬいぐるみのサイズ感を検証する過程からファミリー設定が自然に生まれ、後の「ドコモダケファミリー」へと広がっていった。
2005年に放映したCM「新キャラクター発表会」篇(30秒)。
当時CMは大きな反響を呼び、CMデータバンクの好感度ランキングではNTTドコモ初の1位を獲得。シリーズ化やグッズ展開にもつながり、ドコモダケは幅広い世代に親しまれる存在となった。
演出面では、15秒CMを単純に引き延ばすのではなく、「15秒+15秒」を組み合わせて30秒を構成する手法を採用。今回のリバイバルでも同様の制作方法が踏襲されている。音楽やリズム感もオリジナルをベースに再構成した。
企画の背景について、NTTドコモでプロモーションを担当する瀬藤象太郎氏は今回、ドコモ側から復活を依頼したと明かす。
「ドコモU22割による『家族のおトク』のパーセプションを立ち上げるにあたり、2005年当時にドコモダケのテレビCMを見ていた世代がちょうどいま親世代になっていること、さらに加藤あいさんがタレント業を再開していること。この2点に着目し、このテレビCMを復活させたい!と広告会社経由でクリエイティブディレクターに相談しました。通常であればオリエンを行いますが、今回は企画やストーリーもこちらで用意し、復活に向けた想いを伝えたところ、快くリバイバル企画を引き受けていただきました」(瀬藤氏)。
制作面では、当時の空気感をどう再構成するかが大きなテーマとなった。クロロスのクリエイティブディレクター・黒須美彦氏は、当時の記憶をたどりながらコンテや設計図を探し、設定も当時を“ほぼ完コピ”で再現したという。
「ドコモダケ20年ぶりのリメイクは自分でやることに。開発メンバーの宮野Pと一緒に記憶を辿りながら、当時のコンテや設計図を探り当て、ぬいぐるみを仕立て、音楽や発表会場の設定もほぼほぼ完コピで。当時とサービス内容は違うし、落とし所も変わるので、読後感を同じにしようと。カット割りやコトバのリズムに注力しました。加藤あいさんと後輩役の杏花さんが『ドコモダケ!』『ドコモダケ?』と呼応する箇所は、ああ懐かしい」(黒須氏)。
また、黒須美彦氏のほかに、むらまつさやか氏、宮野貴之氏が20年前のCMを担当。当時の制作陣が再集結してのリバイバルとなった。
スタッフリスト
企画制作
電通、キラキラファンデーション
CD+企画
黒須美彦、岡野草平
企画
むらまつさやか
| C | 三浦麻衣 |
| AD | 高橋万実子 |
| Pr | 宮野貴之、安藤朋子 |
| PM | 宮永隼輔、濱里寅之 |
| 演出 | 太田 良 |
| 撮影 | 山本周平 |
| 照明 | 鳥内宏ニ |
| 美術 | 吉嶺直樹(セット)、高橋岳史(ドコモダケ) |
| 編集 | 前田径成(オフライン)、髙木陽平(オンライン) |
| カラリスト | 大西悠斗 |
| 音楽 | 原田 瞳 |
| SE | 成田明人 |
| MA | 北 譲至、中野 徹 |
| ST | 沢田結衣(加藤)、皆川美絵(サブキャスト) |
| HM | 中山友恵(加藤)、大上あづさ(杏花)、貝谷華子(サブキャスト) |
| PRプランナー | 秋山智恵美、平田 匠、田村柚乃、岡 瑞姫、細谷萌菜理 |
| CAS | 忍足晃則、小柳はな、鎌形真吏 |
| AE | 高原悠樹、田村顕一朗、神田舞帆、長田芹奈 |
| 出演 | 加藤あい、杏花、安井順平 |
