放送批評懇談会は6月1日、日本の放送文化の質的向上に貢献した番組やCM、個人を顕彰する第63回(2025年度)「ギャラクシー賞」の受賞結果を発表した。本年度のCM部門には計305作品の応募があり、その中から年間賞として大賞1本、優秀賞3本、選奨9本が選出された。
最高賞にあたる「CM部門 大賞」には、ドールが推進する食品ロス削減プロジェクトのメッセージを描いたWebCM「もったいないバナナSTORY」が選出された。
2025年4月に公開された4分間の短編で、緑豊かなフィリピンのバナナ農園を舞台に、外見が異なる(=規格外である)という理由だけで離ればなれになってしまうバナナのきょうだいたちの姿を通じ、日本が大切にしてきた「もったいない」という価値観を描き出した。演出は江口カン氏が手がけた。
同社は2021年から、流通過程で廃棄されるはずの規格外バナナを加工食品などに生まれ変わらせる「もったいないバナナプロジェクト」を展開しており、今回の受賞を記念して主人公のバナナのネーミングを募集するSNSキャンペーンも実施される予定だ。
CM部門の受賞作品は以下の通り(かっこ内の社名は広告会社や制作会社)。
大賞
■ウェブCM
・Dole Japan/もったいないバナナ
「もったいないバナナSTORY」
(KOO-KI)
優秀賞
■テレビCM
・大塚製薬/ポカリスエット
「君はきっと、誰かの太陽。」
(電通/古川裕也事務所/なかよしデザイン/(つづく)/ドリル/AOI Pro.)
■ラジオCM
・大日本除虫菊/コバエムエンダー、ダニムエンダー、ムカデムエンダー、ゴキブリムエンダー
気遣いムエンダー シリーズ「サ高住」「娘が戻る」「Iターン」「友人と彼氏」
(電通 Creative KANSAI/ヒッツコーポレーション)
■ウェブCM
・吉本興業ホールディングス/企業広告
シリーズ「中締め」篇、「平和のための争い」篇、「星の数ほど」篇、「オトンの味」篇、「もっと話さなきゃ」篇
(電通/太陽企画)
