「笑点」は偶然だった 青雲×ウルトラマン、60周年と“せいうん”で生まれた「M78青雲」

日本香堂は5月29日、ウルトラマンシリーズと「青雲」のコラボ商品「お香 M78青雲 40本入」を発売した。価格は2420円(税込)。販売数は5000個限定で、全国の仏壇仏具店、楽天市場などのEC、日本香堂公式オンラインショップで販売する。

「お香 M78青雲 40本入」。科学特捜隊の流星マーク型香立が付属する

今回のコラボは、「青雲」が発売60年、ウルトラマンシリーズも60周年を迎えることから実現した。商品名は、ウルトラマンの故郷「M78星雲」と「青雲」の読みが同じ「せいうん」であることに由来する。

日本香堂コミュニケーションデザイン室次長の白井雅広氏は、コラボのポイントとして「(お互いに)60年の記念、そして誰もが納得する奇跡の語呂合わせ」と説明する。

“お線香”ではなく“お香”に

「M78青雲」は、お線香ではなく、日常で使うお香として発売する。香りも通常の青雲とは異なるホワイトフローラルにした。

商品はスティック型お香40本入り。燃焼時間は立てた場合で約20分。付属品として、科学特捜隊の流星マークをイメージした錫製の香立を付けた。香立は特別生産品で、パッケージや香立のビジュアルも60年のコラボに合わせて設計した。

日本香堂は今回の商品について、従来のお線香ユーザーに限らず、日常の気分転換やリラックス用途で使えるお香として位置づけている。

「『笑点』出演は伏線か」とSNSで話題に

発表後、SNSでは「M78青雲」という商品名の意外性に加え、日本テレビ系の人気番組「笑点」との関係にも反応が出た。

5月17日放送の「笑点」では、ウルトラマンとカネゴンが大喜利コーナーに出演した。さらに日本香堂は同番組でCMを展開しており、林家たい平が「青雲の歌」を歌っていることから、SNS上では「今回のコラボの伏線だったのでは」と見る声もあった。白井氏は、この流れについて「完全な偶然です。意図して弊社がプロモーションをしたわけではありません」と説明する。

一方で、青雲、ウルトラマン、笑点が60年の節目で結びついたことについては、同社としても前向きに受け止めているという。

周年とIPを背景にした語呂合わせ

商品名は語呂合わせを起点にしているが、企画は名称だけで完結していない。「青雲」とウルトラマンシリーズがともに60周年を迎えること、ウルトラマンの故郷「M78星雲」と「青雲」の読みが一致することを接点にした。さらに、科学特捜隊の流星マークをイメージした香立を付属するなど、ウルトラマンの世界観も商品設計に反映した。

日本香堂は、ウルトラマンとのコラボを通じて、これまで青雲に接点が少なかった層への認知拡大も見込む。

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