映画『ロングウォーク』試写会で足つぼマッサージ? 体験人数よりも“濃さ”重視でホラー映画の間口広げる

クロックワークス配給・6月26日放映『ロングウォーク』の試写会が、HUBHUB下北沢にて6月20日に行われた。歩き続けるだけで願いが叶う競技が舞台の「観るだけで足が疲れる映画」である本作にちなみ、フットマッサージを受けながら鑑賞できる体験を提供し、話題になっている。

試写会の様子。

©︎2026 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.

本映画の原作は、『IT』などを手掛けるスティーヴン・キング氏がリチャード・バックマン名義で発表した長編小説『死のロングウォーク』。ひたすらに歩き続けるだけで、破格の賞金と願いを1つ叶える権利を獲得できる競技“ロングウォーク”に挑戦する若者たちを描いたストーリーだ。

特別試写会では、外国人スタッフが本編冒頭を模した演説を実施。その後、物語の進行(参加者の失格)に合わせて足つぼマッサージを実施され、その際に「痛い」などと口にした時点で警告がなされる。警告が4つたまると、参加者は座席から強制退場。会場後方からの鑑賞となる。

©︎2026 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.
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試写会の様子。

事前のテスト段階では「全員脱落するのでは」という心配もあったが、本番では最後まで脱落せずに鑑賞できた参加者が多くいた。また終了後に感想を聞いたところ、「映画がおもしろすぎて、脱落して続きが見られなくなるのが怖かった」「内容に集中しすぎて、痛みを感じにくかった」などの声があったという。

企画意図について、ない クリエイティブディレクター/プランナーの岡シャニカマ氏は「デスゲーム作品が群雄割拠する中で、駆け引きや心理戦ではなく『圧倒的な体力勝負』に振り切られている点が他と差別化できると考え、“全米が歩き疲れた映画”というコンセプトを設定した」と話す。

「映画自体が極めてシンプルな設定なので、プロモーションも複雑にせず、『全米が歩き疲れた映画』というコンセプトがストレートに伝わるかたちにしました。他の案も提案したのですが、上映イベント形式が映画のプロモーションとしてわかりやすいことに加え、アメリカで話題になっていた『トレッドミル上映』の流れに連なるアプローチであることなどが評価され、採用されたのではと考えています。ホラークリエイティブカンパニー・闇さんと共同で企画し、ホラーが苦手な層にもこの異常な企画をおもしろがってもらうことで、ターゲットの間口を広げることを意識しました。

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