東京大学先端科学技術研究センターと博報堂ユニバーサルデザインは、3月22日に「新しい発想で商品や社会をデザインする。」と題したデザインフォーラムを開催する。
このフォーラムは、博報堂が企画・協力の下、ユニバーサルデザインに関する先端的研究を行っている東京大学先端科学研究センター・バリアフリー分野の中邑賢龍教授(人間支援工学)が中心となり、開催される。「故障しない」「安定して使える」「安心感がある」など、欠点を無くすことを重視するデザインの考え方から一歩踏み込み、「行為を生み出す」「心理を読む」「人に気づかせる」「発見がある」「考えさせる」など、「人とモノが一体化されることで完成し、人や社会を変えていくデザイン」について議論する。
当日は、中邑教授の基調講演のほか、「カドケシ」のプロダクトで知られる、中邑研究室に所属する神原秀夫特任研究員(プロダクトデザイナー)、「まばたきの葉」などの作品で知られる鈴木康広特任研究員(アーティスト)、エボルタのCMに登場するロボットで知られる高橋智隆特任准教授(ロボットクリエイター)も参加。各人がユニークな作品プレゼンテーションやデザインに関するさまざまな提案を行う。最後のパネルディスカッションでは、各人のプレゼンテーションを受け、新しい商品や社会を構想するための「デザイン発想」について討議する。
会場は東京大学先端科学技術研究センターENEOSホールにて。14時30分~18時で開催。参加希望者は、サイトから申し込みのこと。定員は200名。
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