
(左から)上代晃久さん 浜野努さん
今回は日本マイクロソフトのデジタル&イベント マーケティング グループで、デジタル マーケティング全般を統括している浜野努さんと、ソーシャルメディアマーケティングの専門職である「ソーシャルメディア リード」という役職に就かれている同グループの上代晃久さんにお話を伺いました。
昨年夏から、マイクロソフトのソーシャルメディアを再構築
――ソーシャルメディアに取り組み始めたのはいつ頃でしょうか。上代
3年くらい前のことです。マイクロソフトはWindowsやOffice、Xboxなど多種多様な製品マーケティング、また開発者マーケティングを展開しており、ソーシャルメディアの活用方法を模索していました。
最初にソーシャルメディアを利用したのは開発者向けマーケティングの担当者によるもので、その後ツイッターの企業活用が活性化したことで多くのアカウントを運用するようになりました。現在ではツイッターで24アカウント、フェイスブックで14アカウント、ニコニコ動画が2アカウント、YouTubeが5つのアカウント。このほかに開発者向けブログやmixiページ、Ustreamなど多種多様なアカウントを運用しています。
――製品のマーケティング活用としてはXboxが一番最初だったのですね。上代
ゲームはクチコミやユーザーのレビューがプロダクトの売り上げに大きな影響を及ぼすので、ソーシャルメディアとゲームの親和性が高かったです。もともとXboxはソーシャルを活用する前からサイト上でユーザーの意見をキャンペーンに取り入れたりしていたので、ソーシャルを積極的に活用する土台があったのだと思います。