1本のコピーが企画のフレームになる
福里:
この3人はなぜか全員トヨタの仕事をしているという共通点もありまして、今日は実はトヨタ対決でもあるわけです(笑)。先ほどの「もっとよくしよう。」は、木村さんと小西さんが一緒に手掛けたお仕事ですね。
木村:
トヨタの安全や技術のイメージを高めるというオリエンで、トヨタのDNAであるものづくりに対するスピリットを伝えたいと考えました。豊田章男社長は「もっといいクルマをつくろうよ」といつもおっしゃっていて、トヨタには「カイゼン」というキーワードもある。車の話と企業の話、その真ん中くらいにあって時代のキーワードになる言葉は作れないかな?と言ったら、小西くんが次の打ち合わせで「もっとよくしよう。」というコピーを書いてきてくれて、これだ!とその場にいた皆で意見が一致して決まりました。
