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米フェイスブック「販促色強い投稿は掲載減らす」 15年1月から

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米フェイスブックは14日、企業によるプロモーション色の強い投稿は、2015年1月上旬から「Facebook」上での掲載を減らすと発表した。有料で表示する「スポンサード投稿」の数に増減はない。かねてより企業による投稿が自然(オーガニック)に表示される確率は下がっているが、消費者にメッセージを届けるにはますます工夫が必要になりそうだ。

米フェイスブックが、「プロモーション色が強い例」として挙げた投稿。「毎週水曜夜8時、『巨大ネコの気持ち』に迫るテレビ番組をお見逃しなく。ゲーリー、ソーニャ、ドクター・ストライプに何が起こるかは今夜の番組で!Tiger TVストアで購入できるDVDシーズン1もお買い忘れのないように!すてきなプレゼントになりますよ!」とある。Facebook上にページがあるが、架空のものの様子。

今回の変更はユーザー調査を反映したもので、「ユーザーは、スポンサード投稿よりも、『Like!(いいね!)』を押したFacebookページからの投稿のほうがプロモーション色が強いと感じている」と主張する。また同社は、一般的な投稿でもプロモーションだと感じさせる投稿に共通する特徴として、

・製品を購入したり、アプリのインストールを要求する
・脈絡なくキャンペーンへの参加やプレゼント応募を促す
・すでにある広告と同じ内容

を挙げている。

今年6月には、「Facebookは、テレビや検索エンジン、新聞などにもひけをとらない有料メディアだ」として、「検索トップに自社の情報を出すには広告枠を買う必要がある。それと同様に、Facebookでより多くのユーザーに対し、確実に、精度高くメッセージを届けるには投資が必要になる」との考えを発表していた。


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