ネットでウケるものは「人間」を理解しなくては理解できない

これまで3ヶ月ほど「これがネットでウケた理由はかくかくしかじか…」などとエラソーに言ってきました。すいません。実際のところ必ずしも私の分析が正しいか、という点において100%の自信はないのですが、多分「経験」によって少しは精度が上がる、ということは言えるかと思います。

これまで5年3ヶ月、ほぼ毎日(正月休み除く年間360日ほど)ネット上で発生していることを見てはニュースにするという仕事をしてきました。その後、編集する媒体も増え、扱う記事もどんどん増えていきました。そうなると、どれだけバカであっても、何がウケるのか、というものがぼんやりと分かってきます。また、「これは鉄板」というネタもよく分かるようになります。

ウェブサイトというものは、人に来てもらわなくてはいけません。「見出し」や扱う「テーマ」、「時流」、「誰が言うか」など、来てもらうための要素は様々ですが、そこを見極める(いや、予測する)ためには観察の積み重ねと、時には「自ら中に飛び込む」ということが重要になります。

今回、私にとってアドタイの連載最終回ですので、総括的なことを何か書こうとは思っていたのですが、書くテーマに悩んでいました。

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中川 淳一郎(ニュースサイト 編集者)
中川 淳一郎(ニュースサイト 編集者)

1997年博報堂に入社。コーポレートコミュニケーション局に配属となり、企業のPR業務を担当。2001年に退社し、『日経エンタテインメント!』のライターとして活動後、「テレビブロス」編集者になる。企業のPR活動、ライター、雑誌編集などをしながら、2006年からインターネット上のニュースサイトの編集者になる。現在は編集・執筆業務の他、ネットでの情報発信に関するプランニング業務も行っている。宣伝会議「Web&ソーシャルライティング実践講座」「戦略PR講座」講師。肉巻きアスパラ大好き。

Blog: http://blog.goo.ne.jp/konotawake
Twitter: http://twitter.com/unkotaberuno

中川 淳一郎(ニュースサイト 編集者)

1997年博報堂に入社。コーポレートコミュニケーション局に配属となり、企業のPR業務を担当。2001年に退社し、『日経エンタテインメント!』のライターとして活動後、「テレビブロス」編集者になる。企業のPR活動、ライター、雑誌編集などをしながら、2006年からインターネット上のニュースサイトの編集者になる。現在は編集・執筆業務の他、ネットでの情報発信に関するプランニング業務も行っている。宣伝会議「Web&ソーシャルライティング実践講座」「戦略PR講座」講師。肉巻きアスパラ大好き。

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