今回は、「
」(アジャイルメディア・ネットワーク=AMN調べ)でランキング9位に選ばれたKDDIのソーシャルメディア活用について、コミュニケーション本部宣伝部WEBコミュニケーション室の丸田功さん、松澤絵美さんにお伺いしました。
WEBコミュニケーション室がオウンドメディア戦略を統括管理
――ソーシャルメディアの活用を始めたきっかけをお聞かせください。

@kddiprの初つぶやき
松澤
もともとは2009年ごろから期間限定のツイッターアカウントをいくつか立ち上げて、キャンペーンの盛り上げのためにソーシャルメディアを利用していました。常設のアカウントとしては、私たちの所属している宣伝部ではなく、2010年5月に広報部が「@kddipr」というツイッターアカウントを開設したのが最初でした。このアカウントはもともと通信業界の記者の方や、通信業界への興味が深い方々へ向けて情報を発信するためのツール、という位置付けで始まったものです。

ソーシャルメディアのKDDI公式アカウント
丸田
宣伝部が「WEBコミュニケーション室」としてソーシャルメディアの全体管理を始めたのは2011年4月からです。それまでには各サービス担当が個別にツイッターアカウントを立ち上げて運用していたり、キャンペーンツールとして期間限定で使っていたりして、全体的な統率がとれていませんでした。全体管理を行う一方、ほぼ同じタイミングで5月にはauのフェイスブックページを開設し、WEBコミュニケーション室で運用をすることとなりました。