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コラム

since 1963 コピーライターの登竜門!第50回 宣伝会議賞 特設コンテンツ

宣伝会議賞1分アドバイス(14)小川英紀さん「机の前でウンウンうなる」

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いよいよスタートした、第50回宣伝会議賞。

今回も、広告界の最前線で活躍するクリエイティブディレクター、コピーライター、CMプランナーが審査員を務めます。その数、なんと100人!

このコーナーでは、審査員の皆さんが日替わりで毎日登場します。プロのコピーライターの皆さんは一体、どんなシチュエーションでコピーを生み出しているのでしょうか?宣伝会議賞のグランプリ、そしてコピーライターとしてのキャリアアップを目指す皆さんに向けたメッセージもお届けします。

ogawa

本日は、オガワプロの小川英紀さんへのインタビューを紹介します。
最近のお仕事としては、トヨタ自動車「Re BORNキャンペーン」のWebサイトのコピーが挙げられます。
小川さんのコピーが盛りだくさんの「Re BORNキャンペーン」サイトはこちら

——アイデアが浮かぶのは、どんな瞬間でしょうか?

小川さん ひらめくことがないので、机に座ってノートを開いて、時間の許す限りウンウンうなってます。

——コピーが生まれる瞬間は、意外なシーンばかりではありません。机の前でひたすら考える。この基本スタイルによって生み出されたコピーも、世の中の数多くの広告を彩っているのですね。コピーを考えるときの、マストアイテムと言えば何でしょうか?

小川さん ノートと、ボールペンと、辞書です。

——意外にほかの方から挙がっていなかったのが、辞書。言葉の用法をチェックするのはもちろん、言葉の宝庫である辞書からは、何らかのヒントも得られそうです。最後に、今年第50回を迎えた宣伝会議賞に、何かメッセージをいただけますでしょうか。

小川さん 言葉だけで応募ができて、言葉を審査して賞が決まるという基準が続く限り、とても意義深いと、いちコピーライターとして思います。  

——言葉の使い手としてのテクニックももちろん大切ですが、それ以上に、コピーの対象の「何」を伝えるか。原点に戻って考えることの大切さに、いま一度気づかされます。

次回は、電通・薄 景子さんへのインタビューを紹介します。宣伝会議賞への応募経験もある薄さん。“脳みそをだましながら”臨んだという、当時のエピソードも話していただきました。お楽しみに!

小川英紀(オガワプロ/コピーライター)
主な仕事に、コスモ石油、アデランス、トステムなどがある。TCC新人賞、TCC広告賞など受賞。


【宣伝会議賞1分アドバイス バックナンバー】


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『宣伝会議賞』
日本最大規模の公募広告賞「宣伝会議賞」は第50回を迎えます。1963年にスタート以来、広告界で活躍する一流のコピーライターのほか、糸井重里さん、林真理子さんといった著名な書き手を輩出してきました。50回目となる今回は50社の協賛企業から課題が出されており、第一線で活躍する100人のクリエイターが応募作品を審査します。課題は9月1日発売『宣伝会議』本誌にて発表、2012年10月31日が締め切りとなります。

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