前回の記事「広告“枠”買いから、広告“コンテンツ”買いへ」では、メディアの数が限られていた時代には楽しめるコンテンツも、また限られていたため、ユーザー側にコンテンツを見たいという強い欲求があり、コンテンツを見るために強制的に広告を見てもらえる環境があった。
そこで広告とコンテンツが別物でも効果が出たのだけれど、メディアの数も無料で楽しめるコンテンツも莫大に増えた今の時代には、コンテンツと広告を一体化して、シェアしてもらった方が自然だという話をしました。
では、どのようにコンテンツと広告を一体化させるのか。今回は具体的に、その方法をご紹介したいと思いますが、その前にまず前提となる「これからのメディアに合ったコンテンツの“サイズ”とは何か」を整理したいと思います。
かつて映画産業が全盛だった昭和30年頃、テレビは映画関係者から「電気紙芝居」と呼ばれてバカにされていたと聞きます。確かに、映画の基準で言えばチープなコンテンツに見えたわけですが、しかしそのテレビが市民権を得、映画を凌駕するまでの地位を確立していきました。そして時代を見渡せば、コンテンツは上のように、どんどん小さくなっています。
特にスマホのウェブページで表現出来ることはかなり限られるため、高機能なアプリを作るのか、もしくはシンプルな記事を作るのかという両極端の選択を求められます。
記事の場合、PCで見ればチープに思えるくらい小さくした方が読みやすいでしょうが、そこまでちっちゃいコンテンツなんか作りたくない、と思う方もいるかもしれません。
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