鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)
実務者からみる最新バズワード
ソフトバンクモバイルの朝火さんに続き、このコラムを引き受けることになりましたニューバランスジャパンの鈴木です。
コラム的には最新デジタル
マーケティング
用語をわかりやすく解説することになっていますが、当社は
デジタルマーケティング
の最先端を走っているなどとは決して言えないので、実務者として、メディアを賑わす「デジタル系バズワード」とどう付き合っていけばいいかを自分なりの視点でお話したいと思います。
初回の今回は、まずは用語に入る前に基本的なバズワードに対する心構えから解説します。
「バズる」用語の5つのタイプ
まずご紹介したいのは、聞きなれない用語に出くわした際の、最初のお付き合いの仕方です。
これには楠木建氏が著書『ストーリーとしての競争戦略』で紹介しているバズワードの分類が参考になります。氏は大きく分けて
①ただの英訳、②形容詞もの、③現象もの、④方法(ツール)もの、⑤概念ものの5つに分けています。
例えばビッグデータのようなバズワードは、②の形容詞ものです。形容詞のものは「ビッグ=大きいデータ」と示しているだけでそれ以上ではない。実をいうと、この5分類のうち1から4までは、その言葉の直接的な意味がわかっても役に立ちません。
KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。
「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です
会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします
デジタルマーケティング用語辞典
■朝火英樹(ソフトバンクモバイル マーケティング・コミュニケーション本部 Webコミュニケーション部 担当部長)
1990年 国内メーカ入社。インターネットプロバイダ事業部門や全社統括するマーケティング・コミュニケーション部門を経て、2012年10月ソフトバンクモバイルに入社。現在、ソフトバンクモバイルのマーケティング・コミュニケーション部門にてWebを軸としたマーケティング業務を推進。日本アドバタイザーズ協会(JAA)デジタルメディア委員会 委員長。ネットPR「ニューズ・ツー・ユー」ユーザー会 会長。
■鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)
1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。
■朝火英樹(ソフトバンクモバイル マーケティング・コミュニケーション本部 Webコミュニケーション部 担当部長)
1990年 国内メーカ入社。インターネットプロバイダ事業部門や全社統括するマーケティング・コミュニケーション部門を経て、2012年10月ソフトバンクモバイルに入社。現在、ソフトバンクモバイルのマーケティング・コミュニケーション部門にてWebを軸としたマーケティング業務を推進。日本アドバタイザーズ協会(JAA)デジタルメディア委員会 委員長。ネットPR「ニューズ・ツー・ユー」ユーザー会 会長。
■鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)
1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。