【前回のコラム】「避けて通れない大問題。「英語」について」はこちら
東京とNYでひとつのチーム
地獄のような寒さに耐えて家の外で震えながら喫煙する日々も終わり、ニューヨークも春めいてきました。ここ数回いろいろ書いてきたように、まったくもっていろんなことが起こったこの数カ月でしたから、どちらかといえば「春だなぁ」というよりも「嗚呼、どうにか冬を越せた…」という感覚です。

昼の仕事風景。前職でも、PARTY東京オフィスでも、私の机の汚さは変わりません。
ニューヨークで活動していますから、この記事では「PARTY NYC」とうたっていますが、もともと私たちはPARTYというチームで、ニューヨークも東京もなく、「PARTY」だったりはします。さまざまなグローバルエージェンシーがそうであるように、PARTY NYCは一応別の会社ですが、PARTY東京の子会社みたいなものですし、1つのチームではあります。
もちろん、NYオフィスとして、独自色も出していきたいですし、東京ではつくれないようなものもつくっていきたいと思うわけなのですが、とはいえPARTYであることには変わりありません。
私はこのPARTYという、広告業界のすごそうな人たちが集まってつくった会社の設立メンバーの末席にいますが、その中では、戦闘力で言えば完全に最弱です。
たとえば、Twitterのフォロワー数で言うと、設立メンバーの中では一番低い。もっと言えば、会社の公式アカウントよりフォロワー数が少ないのは私だけです。人間、フォロワー数ではないことはわかっています。しかし私のフォロワー数が増えたところで他のメンバーのフォロワー数はもっと増えていきます。永遠に縮まらない距離がそこにあるのです。
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清水 幹太(PARTY チーフ・テクノロジー・オフィサー)
清水 幹太(PARTY チーフ・テクノロジー・オフィサー)
東京大学法学部在学中(のち中退)からプログラマー・デザイナーとして活動。2006年にイメージソースに入社以降は、テクニカル・ディレクターとしてウェブサイトから映像まで、様々なフィールドに渡るコンテンツ企画・制作に携わる。2011年、クリエイティブラボ「PARTY」設立に参加。クリエイティブ・ディレクター、チーフ・テクノロジー・オフィサーとして、インタラクティブを中心にジャンルを問わず、高い技術力を背景にした様々なクリエイティブに関わっている。2013年9月よりPARTY NYCに赴任。カンヌ・クリエイティビティ・フェスティバル、アジア・パシフィック広告祭等、国内外での受賞多数。
清水 幹太(PARTY チーフ・テクノロジー・オフィサー)
東京大学法学部在学中(のち中退)からプログラマー・デザイナーとして活動。2006年にイメージソースに入社以降は、テクニカル・ディレクターとしてウェブサイトから映像まで、様々なフィールドに渡るコンテンツ企画・制作に携わる。2011年、クリエイティブラボ「PARTY」設立に参加。クリエイティブ・ディレクター、チーフ・テクノロジー・オフィサーとして、インタラクティブを中心にジャンルを問わず、高い技術力を背景にした様々なクリエイティブに関わっている。2013年9月よりPARTY NYCに赴任。カンヌ・クリエイティビティ・フェスティバル、アジア・パシフィック広告祭等、国内外での受賞多数。
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